
桑の葉パウダーは、どれも同じような緑色の粉末に見えるかもしれません。
原材料表示を見ても「桑の葉100%」。
では、商品によって何が違うのでしょうか。
実際に桑の葉パウダーを製造してみると、原料となる桑の葉だけでなく、「どのように粉砕するか」によって、粉末の細かさや口当たり、仕上がりは大きく変わります。
山麓園では、熊本県産の桑の葉を自社工場で加工し、気流式粉砕機による微粉砕で、きめ細かな桑の葉パウダーに仕上げています。
粒度分布を測定すると、粒径の中央値であるD50は約10μm(マイクロメートル)。
桑の葉に含まれる硬い繊維まで細かく粉砕することで、ザラつきを抑えた、ふわっとした微粉末に仕上がります。
また、粉砕室には約20℃の冷却水を循環させています。
桑の葉は気流式粉砕との相性が非常によく、効率よく短時間で粉砕できるため、原料を必要以上に長時間、高温の環境に置く必要がありません。
熊本県産桑の葉100%。
自社加工。
気流式微粉砕。
D50約10μm。
山麓園では、原料だけではなく「粉にする工程」まで含めて桑の葉パウダーを作っています。
山麓園の桑の葉パウダーとは?
山麓園の桑の葉パウダーは、熊本県産桑の葉を100%使用した微粉末タイプの桑葉食品です。
主な特徴は次の通りです。
- 熊本県産桑の葉100%
- 山麓園の自社工場で加工
- 気流式粉砕機による微粉砕
- 粒径中央値(D50)約10μm
- 粉砕室に約20℃の冷却水を循環
- 短時間で効率よく粉砕
- 硬い繊維部分まで均一に微粉砕
- ふわっとした、きめ細かな仕上がり
- 粉砕後、速やかに袋詰め
山麓園では2026年に新しい気流式粉砕設備を導入し、桑の葉パウダーの微粉砕工程を自社で行っています。
原料を仕入れて販売するだけではなく、実際に自分たちで粉砕し、粉末の状態を確認しながら商品化できることが、自社加工の大きな強みです。
桑の葉パウダーは「葉を粉にすれば完成」ではない
桑の葉パウダーは、乾燥した桑の葉を粉砕して作ります。
一見すると、
「葉っぱを細かくするだけでは?」
と思われるかもしれません。
しかし、桑の葉には柔らかい葉肉だけではなく、
- 葉脈
- 茎に近い部分
- 硬い植物繊維
も含まれています。
粗く粉砕しただけでは、こうした硬い部分が大きな粒として残ることがあります。
すると、飲んだときに、
「ザラザラする」
「繊維が口の中に残る」
「粉っぽく感じる」
といった違いにつながります。
桑の葉パウダーは抽出したお茶ではなく、桑の葉そのものを粉末にして飲む食品です。
そのため山麓園では、
「どんな桑の葉を使うか」と同じくらい、「どのような粉末に仕上げるか」も重要
だと考えています。
桑の葉を丸ごと摂る粉末と、抽出して飲むティーバッグでは摂取方法そのものが異なります。
詳しくは、こちらの記事で比較しています。
関連記事:
桑の葉茶は粉末とティーバッグどっち?違い・メリットを徹底比較
山麓園が採用している「気流式微粉砕」とは?
山麓園では、桑の葉を高速気流を利用する気流式粉砕機で微粉砕しています。
植物原料を粉末にする方法には、
- ハンマーミル
- ボールミル
- 石臼
- 気流式粉砕
など、さまざまな方法があります。
それぞれに長所があり、すべての原料に同じ粉砕方式が適しているわけではありません。
山麓園では複数の植物原料を実際に粉砕していますが、その中でも桑の葉は気流式粉砕との相性が非常によい原料です。
原料を投入すると、効率よく微粉末になって次々と排出されてきます。
この「粉砕効率のよさ」は、生産性だけのメリットではありません。
短時間で粉砕できれば、原料が粉砕室の中に長時間滞留する必要がなくなります。
結果として、必要以上の熱を原料に加えずに微粉砕することができます。
実際に使用している気流式粉砕設備
【ここに実際の機械写真①を掲載】
画像alt:
山麓園の桑の葉パウダーを加工する気流式粉砕機
画像キャプション:
山麓園の自社工場で使用している気流式粉砕設備。熊本県産桑の葉を微粉砕しています。
山麓園では、実際にこの設備を使用して桑の葉パウダーを製造しています。
設備を導入したのは2026年です。
粉砕状態を自社で確認できるため、原料の状態を見ながら加工し、粉砕後は速やかに商品化することができます。
粉砕室には約20℃の冷却水を循環
食品を細かく粉砕するとき、重要になるものの一つが熱です。
原料に強い力を加え続けると、摩擦などによって粉砕室の温度が上昇することがあります。
山麓園の気流式粉砕設備では、粉砕室の周囲に約20℃の冷却水を循環させています。
さらに桑の葉は非常に粉砕効率がよいため、短時間で微粉末にすることができます。
つまり、
冷却しながら、短時間で効率よく微粉砕する。
という加工が可能です。
山麓園では、桑の葉を高温の粉砕室で長時間処理するのではなく、必要以上の熱を加えずに粉砕することを大切にしています。
なぜ粉砕時の温度を気にするのか?
桑の葉には、
- カルシウム
- 鉄
- β-カロテン
- 食物繊維
- ポリフェノール類
- DNJ
など、さまざまな栄養成分・植物由来成分が含まれています。
もちろん、粉砕方法を変えたからといって栄養成分そのものが増えるわけではありません。
しかし山麓園では、
「せっかくの桑の葉を、加工工程で必要以上に高温へさらさない」
という考え方で粉砕しています。
熱による風味や成分の変化をできるだけ小さくし、原料本来の状態を保ちながら粉末へ仕上げるためです。
桑の葉に実際にどのような栄養や成分が含まれているのかについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:
桑の葉にはどんな栄養がある?カルシウム・鉄・食物繊維・DNJなど成分と働きを解説
※公開後、この文字部分に該当記事のURLを設定してください。
粒径の中央値「D50約10μm」とは?
山麓園の気流式微粉砕による桑の葉パウダーは、粒度測定でD50約10μmという細かさに仕上がっています。
1μmは0.001mmです。
したがって、
10μm=約0.01mm
です。
非常に細かな粒子であることが分かります。
D50とは何?
粉末には、すべて同じ大きさの粒子が入っているわけではありません。
小さな粒もあれば、少し大きな粒もあります。
そのため粉末の細かさは、一つの粒子だけを測って決めることができません。
そこで粒度分布を表す代表的な指標として使われるのがD50です。
簡単にいうと、
粒子の分布を小さい方から見たときに50%となる位置の粒径
がD50です。
山麓園の桑の葉パウダーでは、この中央値が約10μmとなっています。
単に「微粉末」「超微粉末」と表現するのではなく、実際の粒度を数値で確認しています。
石臼挽き抹茶に近い粒子の細かさ
10μmといわれても、一般にはどのくらいなのかイメージしにくいかもしれません。
非常に細かな食品粉末として知られているものの一つに抹茶があります。
石臼で挽いた抹茶も、非常に細かな粒子でできています。
山麓園の桑の葉パウダーは、粒度の中央値という観点では、石臼挽き抹茶に近い領域まで微粉砕されています。
もちろん、
「桑の葉パウダー=抹茶」
という意味ではありません。
原料も製造工程も違います。
ただ、
「乾燥した葉を普通に粉にしただけ」
というイメージとはかなり違う、きめ細かな粉末です。
気流式粉砕だから、繊維まで均一に細かくできる
桑の葉を粉砕する際に難しい部分の一つが、硬い繊維です。
柔らかな葉肉は比較的簡単に細かくなります。
一方、
- 葉脈
- 茎に近い部分
- 硬い繊維
は、粉砕方法によっては大きな状態で残る場合があります。
山麓園の気流式粉砕では、こうした部分も含めて均一に微粉砕することができます。
そのため、
- 大きな繊維が口に残りにくい
- ザラつきを抑えやすい
- 口当たりがなめらか
- 水やお湯に分散させやすい
- ヨーグルトや飲料にも混ぜやすい
という仕上がりになります。
桑の葉そのものを飲むパウダーだからこそ、粒子の細かさは飲みやすさにも関係する重要な品質の一つです。
ボールミルやハンマーミルとの違い
植物粉末を作る粉砕方式には、それぞれ特徴があります。
ハンマーミル
高速回転するハンマーなどによって原料を砕く方式です。
効率よく粉砕できる一方、原料や設定によっては植物の硬い繊維が比較的大きく残ることがあります。
ボールミル
容器内のボールと原料を接触させながら、時間をかけて細かくしていく方式です。
非常に細かな粉末を作ることができますが、植物原料によっては硬い繊維の微細化に時間を要します。
気流式粉砕
高速気流を利用して原料を微粉砕します。
山麓園でさまざまな原料を加工してきた中では、桑の葉との相性が非常によく、短時間で硬い繊維まで均一に微粉砕できることが分かっています。
粉砕方法にはそれぞれ適した用途があります。
山麓園では、桑の葉については気流式微粉砕の仕上がりが非常によいと判断し、この方法を採用しています。
同じ重さなのに、容積が大きく違うことも
気流式粉砕した桑の葉パウダーを手に取ると、まず感じるのが軽く、ふわっとした質感です。
山麓園で実際に複数の粉砕方式を比較すると、同じ重量でも粉末の容積が大きく異なる場合があります。
原料によっては、同じ重量でも見た目の容積が約2倍ほど違うことさえあります。
重量は同じです。
違うのは、粉末の状態です。
微細な粉末が空気を含んでふわっとした状態になっているため、袋詰め直後には非常にかさ高く見えます。
その後、輸送時の振動などによって粉末中の空気が抜けると、袋の中で容積が小さくなったように見える場合があります。
しかし、これは中身が減ったわけではありません。
微細な植物粉末ならではの特徴です。
粉砕後の桑の葉パウダー
【ここに桑の葉パウダーのアップ写真を掲載】
画像alt:
気流式微粉砕でD50約10μmに仕上げた山麓園の熊本県産桑の葉パウダー
画像キャプション:
気流式微粉砕後の熊本県産桑の葉パウダー。軽く、ふわっとしたきめ細かな粉末に仕上がります。
微粉末でも、水に完全に溶けるわけではありません
山麓園の桑の葉パウダーは約10μmまで細かく粉砕しています。
それでも砂糖や塩のように水へ完全に溶けるわけではありません。
理由は簡単です。
桑の葉そのものを粉にしているからです。
水やお湯に入れると、細かな桑の葉粒子が液体中に分散します。
時間が経てば少しずつ沈殿します。
これは異常ではありません。
むしろ、桑の葉そのものを飲んでいることによる自然な現象です。
飲む前に軽く混ぜ直すと、最後まで飲みやすくなります。
粉末とティーバッグの飲み方や特徴の違いについては、こちらの記事も参考にしてください。
関連記事:
桑の葉茶は粉末とティーバッグどっち?違い・メリットを徹底比較
粉砕すると栄養価は高くなる?
「約10μmまで細かくする」
と聞くと、
「細かくすると栄養価も高くなるの?」
と思われるかもしれません。
しかし、粉砕するだけでカルシウムや鉄、DNJなどの成分量そのものが増えるわけではありません。
山麓園が微粉砕を行う目的は、
桑の葉を丸ごと摂取しやすい、きめ細かな粉末に仕上げること
です。
桑の葉の栄養については、粉砕方法とは分けて考える必要があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
関連記事:
桑の葉にはどんな栄養がある?カルシウム・鉄・食物繊維・DNJなど成分と働きを解説
桑の葉と血糖値については、別の記事で研究を検証しています
桑の葉というと、血糖値との関係を目的に探している方も多いと思います。
桑の葉に含まれるDNJについては、人を対象とした臨床研究も行われています。
ただし、
「微粉砕したから血糖値への効果が高くなる」
という意味ではありません。
製法の話と、DNJによる血糖値への研究は分けて考える必要があります。
山麓園では、桑の葉と血糖値について、実際のヒト試験で、
- DNJを何mg摂取したのか
- 食後血糖値がどの程度違ったのか
- HbA1cではどのような結果だったのか
を研究論文から整理しています。
関連記事:
桑の葉で血糖値はどのくらい下がる?ヒト試験・研究論文から分かっていること
桑の葉パウダーの製法とは別に、研究そのものを知りたい方はこちらをご覧ください。
粉砕したら、できるだけ早く袋詰め
山麓園では、桑の葉を粉砕した後、長期間工場内で保管してから商品化するのではなく、できるだけ速やかに袋詰めして出荷しています。
植物は粉末になると表面積が大きくなります。
そのため山麓園では、
「どれだけ細かく粉砕するか」
だけではなく、
「粉砕した後をどう扱うか」
も重要だと考えています。
必要な量を自社で加工し、速やかに製品化する。
これも自社に粉砕設備があるからこそできることです。
2026年導入の自社設備だから、製造工程まで管理できる
山麓園では2026年に新しい気流式粉砕設備を導入しました。
これによって桑の葉について、
原料の状態を確認する
↓
粉砕する
↓
粉末の状態を確認する
↓
袋詰めする
↓
出荷する
まで、自社で一貫して行えるようになりました。
外部へ粉砕を委託すると、粉砕条件や加工時期を細かく調整することが難しくなる場合があります。
自社設備なら、実際の原料を見ながら加工できることが大きなメリットです。
自社工場の気流式粉砕設備
【ここに機械写真②を掲載】
画像alt:
熊本県産桑の葉を自社加工する山麓園の気流式微粉砕設備
画像キャプション:
2026年導入の気流式粉砕設備。桑の葉の状態を確認しながら自社工場で微粉砕しています。
山麓園の熊本県産桑の葉パウダーの特徴
改めてまとめます。
山麓園の桑の葉パウダーは、
熊本県産桑の葉を100%使用し、自社工場の気流式粉砕設備で微粉砕した、きめ細かな桑葉パウダーです。
特徴は、
- 熊本県産桑の葉100%
- 2026年導入の自社粉砕設備
- 気流式微粉砕
- 約20℃の冷却水を循環
- 桑の葉との相性がよく、短時間で効率よく粉砕
- 必要以上に高温へさらさない加工
- 粒径中央値D50約10μm
- 石臼挽き抹茶に近い領域の細かさ
- 葉脈など硬い繊維まで均一に微粉砕
- ザラつきを抑えた口当たり
- 軽く、ふわっとした粉末
- 粉砕後、速やかに袋詰め
です。
原材料表示だけを見れば、
「桑の葉」
の一言です。
しかし実際の商品は、
どこで育った桑の葉を使い、どのように乾燥し、どのように粉砕し、どのような状態で商品にするのか
によって違いがあります。
「桑の葉100%」だからこそ、粉砕方法にもこだわる
山麓園の桑の葉パウダーには、飲みやすくするための香料や甘味料などを加えていません。
熊本県産桑の葉100%です。
だからこそ、原料そのものだけではなく、
「桑の葉をどういう粉末に仕上げるか」
にもこだわっています。
熊本県産桑の葉を、
約20℃の冷却水を循環させながら、
効率よく短時間で、
気流式微粉砕する。
粒度中央値D50約10μmまで細かくし、硬い繊維によるザラつきをできるだけ抑える。
そして粉砕後は、速やかに袋詰めする。
これが、
「山麓園の熊本県産桑の葉パウダー=気流式微粉砕による、きめ細かな桑葉100%パウダー」
という商品の特徴です。
桑の葉にはどんな栄養があるのか。
血糖値との関係について、研究ではどこまで分かっているのか。
粉末とティーバッグはどちらを選べばよいのか。
それぞれについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
桑の葉についてもっと知る
桑の葉で血糖値はどのくらい下がる?ヒト試験・研究論文から分かっていること
桑の葉茶は粉末とティーバッグどっち?違い・メリットを徹底比較
桑の葉にはどんな栄養がある?カルシウム・鉄・食物繊維・DNJなど成分と働きを解説
さらに、実際に桑の葉茶を飲んだ方の味や飲みやすさについては、
も参考にしてください。
よくある質問
山麓園の桑の葉パウダーはどのように粉砕していますか?
高速気流を利用する気流式粉砕機で、熊本県産桑の葉を自社工場にて微粉砕しています。
粒子の大きさはどのくらいですか?
粒度分布の中央値であるD50で約10μmです。
粉砕するときに熱くなりませんか?
粉砕室には約20℃の冷却水を循環させています。また桑の葉は気流式粉砕との相性がよく、短時間で効率よく粉砕できるため、長時間高温の環境に置かれにくい加工になっています。
なぜ桑の葉をそこまで細かくするのですか?
桑の葉には葉脈など硬い繊維があります。それらまで均一に細かくすることで、飲んだときのザラつきを抑え、きめ細かなパウダーに仕上げるためです。
桑の葉パウダーは水に溶けますか?
完全には溶けません。桑の葉そのものを細かくした粉末なので、水やお湯の中に分散します。時間が経つと沈殿することがあります。
微粉砕すると栄養が増えますか?
粉砕することで栄養成分そのものが増えるわけではありません。山麓園では、熊本県産桑の葉を必要以上に高温へさらさず、きめ細かく、丸ごと摂りやすい粉末へ仕上げることを目的に気流式微粉砕を行っています。
関連記事:桑の葉にはどんな栄養がある?カルシウム・鉄・食物繊維・DNJなど成分と働きを解説
山麓園の桑の葉茶 パウダー/ティーバッグのご紹介
山麓園では、以下のように手頃な価格で高品質な桑の葉茶を提供しています。


桑の葉茶ティーバッグ 3g×40包 1000円 送料無料
桑の葉茶パウダー 150g 1100円 送料無料

