
黒豆茶は、同じ「北海道産黒豆茶」であっても、原料、焙煎方法、粉砕の仕方、1包あたりの量、ティーバッグの形や素材によって、味や香り、抽出のしやすさは変わります。
山麓園では、長年お茶を扱ってきた経験と、お客様から寄せられるレビューやお問い合わせを参考にしながら、黒豆茶の商品設計を少しずつ見直してきました。
現在の商品は、
北海道産黒豆「光黒」100%
自社焙煎
粗粉砕
3.2g×100包
テトラ型ティーバッグ
PLA100%フィルター
ノンカフェイン・無添加
という仕様です。
なぜこの形になったのか。
このページでは、山麓園の黒豆茶の商品づくりについて詳しくご紹介します。
北海道産黒豆「光黒」を100%使用
山麓園の黒豆茶には、**北海道産黒豆100%**を使用しています。
使用している原料ブランドは**「光黒」**です。
「光黒」は北海道産黒大豆のブランドとして流通しており、使用される原料品種には祝い黒を含みます。
黒豆茶は、焙煎して飲むシンプルな食品です。
そのため、原料そのものの香りや甘み、豆の品質が、できあがった黒豆茶の味にも大きく影響します。
山麓園では「黒豆であれば何でもよい」とは考えず、まず原料選びから商品づくりが始まります。
自社で焙煎する理由



山麓園では、黒豆を仕入れてそのままティーバッグ加工するのではなく、自社で焙煎しています。
黒豆は強く焙煎すれば、濃い香りや色を出しやすくなります。
しかし、焙煎を強くしすぎると、焦げたような香りが前に出て、黒豆本来の風味が分かりにくくなることがあります。
山麓園が目指しているのは、
焙煎香だけが強い黒豆茶ではなく、黒豆本来の香ばしさと豆らしい風味を残した黒豆茶
です。
お客様のレビューを参考に焙煎条件を改善

現在の焙煎条件も、最初から完成していたわけではありません。
販売後に寄せられる、
「香ばしくておいしい」
「もう少し濃い方が好み」
「飲みやすい」
「毎日飲みやすい」
といったお客様のレビューを参考にしながら、焙煎温度などを調整してきました。
その結果、現在の商品は以前よりも購入者レビューの平均評価が高い状態になっています。
山麓園では、レビューを単なる販売実績として見るだけではなく、商品改善のための一次情報として活用しています。
気温や湿度を見ながら、職人が日々調整
焙煎は、毎日まったく同じ温度設定にすれば同じ仕上がりになる、というほど単純ではありません。
その日の、
- 気温
- 湿度
- 原料の状態
- 焙煎の入り方
- 色
- 香り
などを確認しながら、担当する職人が焙煎温度をわずかに調整しています。
数字だけを見るのではなく、実際の豆の状態を確認しながら仕上げる。
これは、長年お茶を扱ってきた山麓園の商品づくりの考え方でもあります。
山麓園の黒豆茶ができるまで
基本的な製造工程は次のようになります。
北海道産黒大豆「光黒」
↓
ドラム直火式焙煎
↓
冷却
↓
粗粉砕
↓
混合
↓
3.2gずつティーバッグ加工
↓
製品化
特に重要なのが、焙煎後に行う粗粉砕です。
なぜ黒豆を丸ごと入れず、粗く粉砕するのか
黒豆を丸い状態のままティーバッグに入れれば、抽出したお茶は比較的澄んだ色になりやすくなります。
見た目だけなら、その方がきれいに感じられるかもしれません。
しかし、丸い黒豆は内部までお湯が入りにくいため、短時間では黒豆の味や成分を抽出しにくくなります。
山麓園には、
「忙しいので早く抽出したい」
「水出しでも飲みたい」
「しっかり黒豆の味を感じたい」
など、さまざまなお客様のご要望があります。
そこで山麓園では、抽出しやすくするため、焙煎した黒豆を粗めに粉砕しています。
濁りが出るのは、抽出性を優先した結果
黒豆を粉砕すると、
- 黒豆の皮
- 豆の中身
- 細かな粉
がティーバッグの中に混ざります。
そのため、抽出した黒豆茶が少し濁って見える場合があります。
これは品質異常ではなく、抽出しやすくするために粗粉砕していることによる自然な違いです。
見た目を澄ませることよりも、黒豆の風味をしっかり引き出せることを優先しています。
黒豆茶の色や濁りについては、別の記事でも詳しく解説しています。
→ 「黒豆茶の色や濁りは大丈夫?」の記事へ
なぜ1包3gではなく3.2gなのか
ティーバッグの商品設計では、1包あたりの原料量も味に大きく影響します。
山麓園でも試作時に3gを試しました。
しかし実際に飲んでみると、
「3gでは少し薄い」
と感じました。
そこで原料量を増やして試した結果、現在は1包3.2gとしています。
0.2gという差は数字だけを見ると小さく感じます。
しかし、お茶は毎日飲むものです。
少し薄い状態を100回飲むのと、「ちょうどよい」と感じる濃さで飲むのでは、満足感が変わります。
なぜ100包入りなのか
内容量は、
3.2g×100包=合計320g
です。
黒豆茶は特別な日に飲むお茶というより、毎日気軽に飲んでいただく健康茶です。
そのため、
「残りを気にせず毎日飲める」
ことを重視しました。
また、商品を手に取ったときにも、
「しっかり入っている」
と感じていただけるボリュームを意識しています。
おいしさだけではなく、
味・量・価格のバランス
も山麓園の商品設計では重要だと考えています。
なぜ平型ではなくテトラ型ティーバッグなのか
ティーバッグには、大きく分けて平型とテトラ型があります。
平型ティーバッグはコンパクトで、製造コストも比較的抑えやすい形です。
しかし袋の中の空間が小さいため、原料がお湯の中で動きにくくなります。
特に山麓園の黒豆茶は粗粉砕した黒豆を使用しているため、原料の周囲にお湯が回る空間を確保した方が抽出しやすくなります。
そこで、立体的なテトラ型ティーバッグを採用しています。
平型より資材や加工コストはかかります。
それでも、毎日おいしく飲んでいただくことを優先しています。
PLA100%のティーバッグを使用
山麓園では、黒豆茶の原料だけでなく、ティーバッグの素材も商品設計の一部だと考えています。
使用しているのは、植物由来のポリ乳酸であるPLA100%フィルターです。
また、袋を閉じる際にも石油由来の接着剤を使用せず、超音波圧着によってPLA同士を融着しています。
なぜコストの高いPLAを使うのか

健康茶は、毎日のように熱いお湯へティーバッグを入れて飲む商品です。
そのため山麓園では、
「中身の健康茶だけでなく、毎回お湯に浸す袋の素材にも配慮したい」
と考えています。
PLAは、一般的なティーバッグ素材よりコストが高くなります。
それでも、黒豆茶だけでなく山麓園の健康茶では、生分解性のPLAフィルターを積極的に採用しています。
これは山麓園の健康茶づくりにおける、ひとつのこだわりです。
PLAとマイクロプラスチックについて
PLAも分類上はプラスチックです。
また、食品やティーバッグ由来の微細粒子が人体へ与える長期的な影響については、現在も研究が続けられています。
そのため、
「PLAならマイクロプラスチックが一切発生しない」
といった断定はしていません。
一方で山麓園では、毎日使用する健康茶だからこそ、
フィルター本体や封止用接着剤に石油由来プラスチックを使用しない
という選択をしています。
ティーバッグ素材について詳しくは、こちらの記事で説明しています。
→ 「ティーバッグ素材とPLAについて」の記事へ
健康茶屋ではなく「お茶屋」として味にこだわる
山麓園は、健康食品だけを専門に販売してきた会社ではありません。
長年、日本茶を扱い、お客様に
「おいしい」
と言っていただくことを仕事にしてきたお茶屋です。
そのため黒豆茶についても、
「健康によさそうだから売る」
という考え方ではなく、
毎日飲み物として飲んでも、おいしいと思えること
を大切にしています。
原料を選ぶ。
自社で焙煎する。
実際に飲む。
お客様の反応を見る。
そして必要なら、焙煎や仕様を見直す。
自分たちがおいしいと思えるものを、自分たちの名前で販売する。
それが山麓園の黒豆茶づくりです。
2,821件の購入者レビューから分かること
山麓園では、黒豆茶について寄せられた購入者レビューを集計・分析しています。
2026年7月5日時点で確認したレビューは2,821件です。(楽天・Amazon・yahooショッピングの合計)
レビューを確認していると、購入理由や評価ポイントは一つではありません。
大きく見ると、
- 味・香ばしさ
- 飲みやすさ
- 北海道産など原料への安心感
- ティーバッグ素材
- 100包というボリューム
- 続けやすい価格
- ノンカフェイン
- 毎日の健康茶としての使いやすさ
などが組み合わさって評価されています。
山麓園自身も、黒豆茶は一つの特徴だけで勝負する商品ではないと考えています。
おいしい。
使いやすい。
毎日続けやすい。
原料が分かる。
ボリュームがある。
価格も手頃。
こうした要素をバランスよく整えることが大切です。
レビューは広告ではなく、商品改善の資料
購入者レビューは「高評価が何件あるか」だけを見るものではありません。
たとえば、
「もう少し濃い方がよい」
「香ばしくて好き」
「毎日飲みやすい」
「ティーバッグが使いやすい」
といった声から、商品改善のヒントが得られます。
実際に山麓園では、お客様の反応を参考に焙煎条件などを調整してきました。
商品を販売して終わりではなく、
販売 → お客様の反応 → 製造へ戻す
という流れを大切にしています。
2,821件の購入者レビューと研究結果を分析した記事はこちらです。
→ 「黒豆茶は本当に体にいい?2,821件レビュー+研究」の記事へ
残留農薬検査について

山麓園の黒豆茶に使用している黒豆は北海道産です。
北海道の原料仕入先では、残留農薬検査を定期的に実施しており、山麓園でも検査内容を確認したうえで使用しています。
毎日飲む食品だからこそ、
「どこで作られた原料なのか」
「検査されているのか」
といった情報も大切だと考えています。
詳しくはこちらをご覧ください。
→ 「黒豆茶の残留農薬は大丈夫?」
遺伝子組換え黒大豆は使用していません
使用しているのは北海道産の国産黒大豆です。
遺伝子組換え原料は使用していません。
原料ブランドは「光黒」で、使用される原料品種には祝い黒を含みます。
黒豆茶と遺伝子組換えについて詳しくはこちらで説明しています。
→ 「黒豆茶は遺伝子組換えですか?」
黒豆茶が濁るのはなぜ?
山麓園の黒豆茶について、
「いつもより濁って見える」
というお問い合わせをいただくことがあります。
これは、抽出しやすくするために黒豆を粗粉砕していることが主な理由です。
皮、豆の中身、細かな粉の割合によって、抽出したお茶の色や透明度には多少の違いが出ます。
自然原料を使った商品のため、毎回完全に同じ色になるわけではありません。
詳しくはこちらをご覧ください。
→ 「黒豆茶の色や濁りは大丈夫?」
表面に油のようなものが浮くことがあります
黒豆茶を淹れた際、
「表面に油が浮いている」
というお問い合わせをいただく場合があります。
黒豆にはもともと脂質が含まれています。
焙煎・粉砕した黒豆から抽出された油分が、水面に薄い膜や粒のように見えることがあります。
詳しくはこちらで写真なども使いながら説明しています。
→ 「黒豆茶に油が浮いている?」
山麓園の黒豆茶は、こんな方におすすめです
山麓園の黒豆茶は、
手軽に、おいしい黒豆茶を毎日の飲み物として続けたい方
に向いています。
特に、
- 北海道産の国産黒豆茶を選びたい
- 香ばしいお茶が好き
- ノンカフェインの飲み物を探している
- 家族でたくさん飲みたい
- 100包入りの大容量商品を探している
- 毎日続けやすい価格を重視したい
- ティーバッグの素材も確認して選びたい
- 石油由来のティーバッグ素材が気になる
という方に選んでいただきやすい商品です。
おすすめの飲み方は「煮出し」
山麓園の黒豆茶は、お湯出しでもお飲みいただけます。
しかし、黒豆の香ばしさやコクをしっかり楽しみたい場合は、煮出しがおすすめです。
基本の煮出し方
1包を約400mlの沸騰したお湯に入れます。
そのまま5~10分程度煮出してください。
しっかり濃い味が好きな場合は、
- 煮出し時間を長くする
- お湯の量を減らす
- 2包使用する
など、お好みに合わせて調整できます。
お湯出しでもOK
急須、ティーポット、マグカップなどを使ったお湯出しでも飲めます。
山麓園の黒豆茶は粗粉砕しているため、丸豆タイプよりも比較的短時間で風味が出やすい設計です。
忙しいときはお湯出し。
時間があるときは煮出し。
生活スタイルに合わせてお楽しみください。
商品仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 山麓園 北海道産 黒豆茶 |
| 原材料 | 黒大豆 |
| 原料原産地 | 北海道 |
| 原料ブランド | 光黒 |
| 原料品種 | 祝い黒を含む |
| 内容量 | 3.2g×100包 |
| 総内容量 | 320g |
| 製造 | 自社焙煎・粗粉砕 |
| ティーバッグ形状 | テトラ型 |
| フィルター素材 | PLA100% |
| 封止 | 超音波圧着 |
| カフェイン | ノンカフェイン |
| 添加物 | 不使用 |
| おすすめの飲み方 | 約400mlで5~10分煮出し |
山麓園の黒豆茶は「一つ一つの小さな改善」の積み重ね
山麓園の黒豆茶には、特別な秘密の原料が入っているわけではありません。
北海道産の黒豆を選ぶ。
自社で焙煎する。
焙煎を強くしすぎない。
抽出しやすいよう粗く粉砕する。
3gでは少し薄かったので3.2gにする。
平型ではなくテトラ型にする。
100包入りにする。
ティーバッグ素材にもコストをかける。
そして、販売後も2,821件のレビューや日々のお問い合わせを読み、必要な改善を続ける。
一つ一つは小さな違いです。
しかし、その積み重ねが現在の山麓園の黒豆茶です。
長年お茶屋として味に向き合ってきた経験を生かし、
「手軽だけれど、ちゃんとおいしい」
「毎日続けやすい」
と思っていただける黒豆茶を、これからも目指していきます。
山麓園の北海道 黒豆茶 3.2g×100包のご紹介
ティーバッグ 3.2g×100包
1000円 送料無料
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自社焙煎
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