
あずき茶は、小豆を焙煎し、お湯や水で抽出して飲む香ばしいお茶です。
小豆100%で作られたあずき茶はノンカフェインで、緑茶のような強い渋味も少なく、食事中や水分補給のお茶として取り入れやすいのが特徴です。
「小豆だから、あんこのように甘いのでは?」と思われることもありますが、砂糖は使いません。
実際の味は、
香ばしく、クセが少なく、ほんのり小豆を感じるやさしい味
という表現が近いでしょう。
山麓園では、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングに寄せられたあずき茶シリーズ5,006件の購入者レビューを分析しました。
さらに当店では、北海道産小豆を仕入れ、熊本の自社工場で焙煎・粉砕・ティーバッグ加工まで行っています。
この記事では、単に「あずき茶とは何か」だけでなく、
- どんな味なのか
- 小豆にはどんな成分が含まれるのか
- むくみやダイエットとの関係
- カフェインは含まれるのか
- おいしい飲み方
- ティーバッグと粉末の違い
- あずき茶を選ぶポイント
- 実際の購入者はどう感じているのか
- 製造する側から見た、おいしいあずき茶とは何か
まで詳しく解説します。
先に結論|あずき茶はこんなお茶

| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| 原料 | 主に焙煎した小豆 |
| 味 | 香ばしく、クセが少ない |
| 甘さ | 砂糖の甘さはなく、ほのかに甘く感じることがある |
| カフェイン | 小豆100%ならノンカフェイン |
| 飲み方 | 煮出し、お湯出し、冷茶、水出しなど |
| 主なタイプ | ティーバッグ、粉末 |
| TB向き | 普通のお茶として飲みたい方 |
| 粉末向き | 小豆そのものを粉末ごと活用したい方 |
| 選ぶポイント | 原料、産地、焙煎、内容量、加工方法 |
あずき茶は、強い味や刺激を楽しむ飲み物というより、
毎日の食事や水分補給として続けやすい、香ばしい健康茶
という位置づけが近いと思います。
あずき茶とは?
あずき茶は、小豆を焙煎して香ばしさを引き出し、お湯や水で抽出して飲むお茶です。
一般的な緑茶・紅茶・烏龍茶は「チャノキ」の葉から作られますが、あずき茶は豆類である小豆が原料です。
そのため、小豆100%の商品であれば基本的にカフェインを含みません。
また、あずき茶には大きく、
ティーバッグタイプ
と
粉末タイプ
があります。
ティーバッグは、焙煎した小豆から水やお湯に抽出されたものを飲みます。
一方、粉末は焙煎した小豆を細かく粉砕したもので、小豆そのものを粉末として摂ります。
同じ「あずき茶」という名前でも、この2つでは味、口当たり、成分の摂り方、使い方がかなり違います。
関連記事:あずき茶はティーバッグと粉末どっち?味・栄養・使い方・むくみを比較
あずき茶はどんな味?5,006件のレビューを分析

初めて飲む方が特に気になるのが味ではないでしょうか。
山麓園では、当店のあずき茶シリーズに寄せられた購入者レビューを集計しました。
| 販売先 | レビュー数 |
|---|---|
| Amazon | 1,149件 |
| 楽天市場 | 2,466件 |
| Yahoo!ショッピング | 1,391件 |
| 合計 | 5,006件 |
※2026年8月23日時点。ティーバッグ、粉末、あずき紅茶を含みます。
レビューで特に目立った味の印象は、
「香ばしい」
「飲みやすい」
「クセが少ない」
「ほんのり小豆を感じる」
というものでした。
あんこのような甘い味ではない
「あずき」と聞くと、あんこやお汁粉を想像する方もいます。
しかし、あんこの甘さは砂糖によるものです。
小豆100%のあずき茶には砂糖を加えないため、甘い飲料ではありません。
一方、小豆の香りによって、
「ほんのり甘く感じる」
という購入者もいます。
甘いお茶ではないけれど、香ばしさの中に自然な小豆らしさを感じる
というのが、実際の味に近いでしょう。
「薄い」と感じる人もいる
レビューでは少数ながら、
「思っていたより薄かった」
「もっと小豆の味が強いと思っていた」
という声も確認できました。
これは、あずき茶が非常に濃厚な飲み物ではないためです。
濃い味が好きな方は、ティーバッグの数を増やす、抽出時間を長くする、煮出すなどで調整できます。
5,006件のレビューを詳しく分類した結果は、別記事にまとめています。
関連記事:あずき茶はどんな味?5,006件の購入者レビューから分析
あずき茶にはどんな成分がある?
小豆には、
- ポリフェノール
- カリウム
- サポニン
- 食物繊維
- たんぱく質
- ミネラル
など、さまざまな成分が含まれています。
ただし、ここで重要なのが、
「小豆に含まれる栄養」と「あずき茶1杯から摂れる栄養」は同じではない
ということです。
ティーバッグでは、小豆に含まれる成分のうち、お湯や水へ抽出されたものを飲みます。
そのため、乾燥小豆100gに含まれる栄養成分を、そのまま「あずき茶1杯の栄養」と考えることはできません。
特に不溶性食物繊維などはティーバッグの中に多く残ります。
小豆そのものを粉末にしたタイプでは、使用した量に応じて食物繊維なども一緒に摂取できます。
関連記事:あずき茶の効果とは?成分・むくみ・ダイエットとの関係を解説
あずき茶にはどんな効果が期待されている?
あずき茶について検索すると、
「むくみ」
「ダイエット」
「お通じ」
「美容」
などさまざまな情報が見つかります。
中でも、小豆に含まれるカリウムやポリフェノールなどから健康面に関心を持つ方が多いようです。
ただし、
小豆に特定の成分が含まれていること
と
あずき茶を飲めば特定の症状が改善すること
は同じではありません。
例えば「あずき茶を飲めばむくみが治る」「飲むだけで痩せる」と断定できるものではありません。
あずき茶は薬ではなく食品です。
ノンカフェインで、砂糖を加えなくても香ばしく飲めるため、毎日の飲み物として取り入れやすいことも大きな魅力でしょう。
成分や研究については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:あずき茶の効果とは?成分・むくみ・ダイエットとの関係を解説
実際に飲んだ人はどう感じている?

研究結果とは別に、
実際に購入した人が何を目的として飲み、どのような感想を書いているのか
も調べました。
5,006件の購入者レビューを確認すると、健康面では特に「むくみ」について言及する人が多く、そのほか、
- トイレの回数
- お通じ
- 体重
- 体の温まり
などについて体感を書いているレビューもありました。
一方、
「まだ分からない」
「特に変化を感じない」
というレビューもあります。
したがって、レビューから分かるのは「誰にでも同じ効果がある」ということではなく、
あずき茶を購入する人が何を期待し、実際にどんな体感を記載しているのか
です。
これは研究結果とは区別して考える必要があります。
関連記事:あずき茶の実際の効果は?購入者5,006件のレビューから体感を分析
あずき茶はノンカフェイン?
小豆だけを原料にしたあずき茶は、基本的にノンカフェインです。
そのため、
- コーヒーを控えている
- 緑茶や紅茶のカフェインが気になる
- 夕食後にもお茶を飲みたい
- 家族で同じお茶を飲みたい
という方にも選ばれています。
ただし、「あずき紅茶」など、紅茶や緑茶とブレンドされた商品にはカフェインが含まれる場合があります。
購入時には原材料表示を確認してください。
あずき茶のおいしい飲み方

あずき茶は淹れ方によって香りや濃さがかなり変わります。
香ばしさを楽しむなら煮出し
山麓園の5gティーバッグの場合は、
- 水約600mlを沸騰させる
- ティーバッグ1包を入れる
- 5~10分程度煮出す
- 好みの濃さになったら取り出す
という方法がおすすめです。
煮出すことで、小豆の香ばしさを感じやすくなります。
水筒にも
購入者レビューでは、
500~600ml程度の水筒に1包
という使い方も多く見られました。
濃い味を好む方は2包にするなど調整できます。
夏は煮出して冷やすのもおすすめ
水出しもできますが、小豆の香りはお湯で抽出した方が出やすいため、
一度煮出す → 冷蔵庫で冷やす
という方法もおすすめです。
実際の購入者の飲み方を含め、詳しくはこちらで紹介しています。
ティーバッグと粉末、どちらがおすすめ?
どちらが優れているというより、用途が違います。
| 比較 | ティーバッグ | 粉末 |
|---|---|---|
| 飲み口 | すっきり | コクがある |
| 粉っぽさ | ほぼなし | あり |
| 食物繊維 | 多くは原料側に残る | 粉末ごと摂れる |
| 作り方 | お湯出し・煮出し | 水・お湯に混ぜる |
| 料理への利用 | △ | ◎ |
| 水筒 | ◎ | ○ |
| 日常のお茶 | ◎ | ○ |
| ラテ・ヨーグルト | △ | ◎ |
普通のお茶として飲むならティーバッグ
食事中や水分補給として飲むなら、粉っぽさがなく、すっきり飲めるティーバッグが便利です。
小豆を粉末ごと活用するなら粉末
粉末は、小豆そのものを細かくしたものです。
水やお湯だけでなく、
- 牛乳
- 豆乳
- ヨーグルト
- 甘酒
- コーヒー
- パン
- お菓子
などにも利用できます。
購入者レビューを調べると、想像以上に多彩な使い方がされていました。
関連記事:あずき茶粉末の使い方|豆乳・ヨーグルト・甘酒・お菓子にも
あずき茶を選ぶときの5つのポイント

市販のあずき茶は、見た目が似ていても原料量や加工方法が異なります。
1.原料と産地を見る
まず確認したいのが原材料です。
「あずき茶」と書かれていても、他の茶葉や原料をブレンドしている場合があります。
小豆そのものの味を楽しみたい場合は、
小豆100%
の商品が分かりやすいでしょう。
産地を重視する場合は、国産・北海道産など具体的に表示されているかも確認します。
2.ティーバッグ1包の重量を見る
「30包」「50包」だけでは、実際の原料量は比較できません。
例えば、
3g×50包=150g
5g×40包=200g
では、包数が少なくても後者の方が総量は多くなります。
あずき茶は豆を抽出するため、1包あたり何g入っているかも比較したいポイントです。
3.焙煎を見る
あずき茶の味を大きく左右するのが焙煎です。
強く焙煎すると色と香ばしさは出やすくなりますが、強すぎると焦げた風味が目立つこともあります。
逆に浅すぎれば、小豆の青臭さや豆らしい風味が強く感じられる場合があります。
製造者としては、
小豆らしさと香ばしさのバランス
が非常に重要だと考えています。
4.TBか粉末かを用途で選ぶ
毎日のお茶ならティーバッグ。
料理やヨーグルトにも使うなら粉末。
という選び方が分かりやすいでしょう。
5.価格は「袋の値段」だけで判断しない
商品価格だけでなく、
総内容量
1包重量
1回に使う量
まで比較すると、本当の価格差が分かりやすくなります。
山麓園では北海道産小豆を自社焙煎

山麓園では、北海道産小豆を仕入れ、熊本の自社工場であずき茶を製造しています。
中心となる原料は、
北海道産2等小豆
主な品種:エリモショウズ
です。
流通市場では1等小豆はほとんど出回らないため、山麓園が通常仕入れる範囲では2等小豆が実質的な上位規格になります。
小豆は30kgの原料袋で入荷し、
原料確認
↓
小ロットで直火焙煎
↓
茶師が火入れを調整
↓
焙煎後に休ませる
↓
粗粉砕
↓
60メッシュで選別
↓
ティーバッグまたは石臼粉末に加工
↓
袋詰め
という工程で商品になります。
「濃い色=おいしい」とは考えていません
焙煎を強くすれば、色も香ばしさも強くできます。
しかし、小豆に火を入れすぎると、小豆本来のやさしい風味が分かりにくくなり、焦げた香りが目立つことがあります。
そのため山麓園では、
小豆らしさ・香ばしさ・飲みやすさ
のバランスを見ながら焙煎しています。
農産物は毎回まったく同じ状態ではないため、設定温度だけでなく、原料や仕上がりを確認しながら茶師が調整しています。
関連記事:山麓園のあずき茶とは?北海道産小豆と自家焙煎の製造工程
山麓園のあずき茶
北海道産あずき茶 ティーバッグ
- 北海道産小豆100%
- 主な品種:エリモショウズ
- 5g×46包(230g)
- ノンカフェイン
- 無添加
- 三角テトラ型
- 植物由来原料の生分解性フィルター
- 1包で約600mlが目安
香ばしくすっきり飲めるため、毎日のお茶として飲みたい方に向いています。
ティーバッグの素材も環境と健康に配慮した食品由来の生分解フィルタをおすすめします。
参考記事
食品由来のティーバックについて詳しい説明のリンク
ナイロン製のティーバックは、何億ものナノプラスチックが放出される可能性がある カナダの研究
関連記事:「無漂白ティーバッグ」なら安心?紙・ナイロン・PLA(植物由来)の素材とマイクロプラスチックを比較
北海道産あずき茶粉末
- 北海道産小豆100%
- 100g
- ノンカフェイン
- 無添加
- 石臼粉砕
- 水・お湯・牛乳・豆乳などに使用可能
- ヨーグルトや料理、お菓子にも使用可能
小豆を粉末ごと利用したい方や、飲み物以外にも使いたい方に向いています。
・あずき茶 ティーバッグ:香ばしく飲みやすい、毎日の常備茶に。
・あずき茶 パウダー:調理・製菓にも使いやすく、出がらし活用レシピと相性抜群。
||│ ||│
よくある質問
あずき茶は毎日飲んでも大丈夫ですか?
あずき茶は食品ですので、通常の飲み物として適量を楽しむのが基本です。
多く飲めば多く飲むほど健康効果が高くなるものではありません。
カリウムなどの摂取について医師から制限を受けている方は、医師や管理栄養士へご相談ください。
あずき茶にカフェインはありますか?
小豆100%で作られたあずき茶は基本的にノンカフェインです。
ただし、緑茶や紅茶などをブレンドした商品は原材料を確認してください。
あずき茶は甘いですか?
砂糖を使用していない小豆100%のあずき茶は、あんこのように甘くありません。
香りによって、ほんのりとした自然な甘みを感じる方はいます。
あずき茶は水出しできますか?
できます。
ただし、お湯出しや煮出しに比べると香りや色が薄く感じることがあります。
香ばしさをしっかり楽しみたい場合は、煮出したものを冷やす方法がおすすめです。
ティーバッグと粉末はどちらがおすすめですか?
普通のお茶としてすっきり飲みたいならティーバッグ。
小豆を粉末ごと摂ったり、牛乳・ヨーグルト・料理にも使ったりしたいなら粉末がおすすめです。
あずき茶の出がらしは食べられますか?
ティーバッグの中には、抽出後も小豆そのものが残っています。
十分に加熱されたものは料理などへ活用する方法もあります。
関連記事:あずき茶の出がらしは食べられますか?活用レシピ・栄養・保存・再抽出のコツ
まとめ|あずき茶は香ばしく続けやすいノンカフェインのお茶
あずき茶は、小豆を焙煎して作る、香ばしくやさしい味わいのお茶です。
5,006件の購入者レビューを分析すると、
「香ばしい」
「クセが少ない」
「飲みやすい」
「ほんのり小豆を感じる」
という評価が多く見られました。
一方、あんこのような強い甘さや濃い小豆味を想像すると、少し違って感じるかもしれません。
小豆にはポリフェノール、カリウム、食物繊維などさまざまな成分が含まれていますが、小豆そのものを食べる場合と、ティーバッグで抽出したお茶を飲む場合では摂取できる成分や量は異なります。
健康効果だけで選ぶのではなく、
味
原料
産地
焙煎
内容量
ティーバッグか粉末か
まで確認して、自分が毎日続けやすいものを選ぶことが大切です。
山麓園では北海道産小豆を自社で焙煎し、ティーバッグと粉末の2種類を製造しています。
あずき茶を毎日の食事や休憩時間の一杯として、楽しんでみてください。
執筆・内容確認
株式会社山麓園
日本茶・健康茶の製造販売を行い、あずき茶については北海道産小豆の仕入れ、焙煎、粉砕、ティーバッグ加工まで自社で行っています。
参考資料・データ
・文部科学省 日本食品標準成分表
・農林水産省 小豆関連資料
・各種公的研究資料
・山麓園購入者レビュー5,006件集計
・山麓園自社製造記録、原料情報

