花粉症に 抗アレルギー作用 メチル化カテキン効果 べにふうき茶(ベニフウキ)

お知らせ
  1. 高機能品種茶 べにふうき(benihuuki) 花粉症でお悩みの方にお勧め!
    1. 2023年春の花粉飛散予想
    2. 日本人の約半数が悩まされる花粉症
    3. ***べにふうき茶とは? what is benihuki?***
    4. べにふうきは、希少な品種 生産量は非常に少ない
    5. べにふうき特有成分 メチル化カテキンの効果
  2. べにふうきの機能成分メチル化カテキン アレルギーに効果あり
    1. べにふうき メチル化カテキンの抗アレルギー作用
      1. べにふうきの抗アレルギー効果
    2. べにふうきに含まれるメチル化カテキンの安全性
    3. メチル化カテキン以外にもあった!べにふうきのもうひとつの抗アレルギー成分
  3. べにふうきの効果的な飲み方と選び方
    1. べにふうき茶の飲み方、入れ方(抽出方法)
    2. べにふうき茶の選び方 
      1. べにふうきを試してみたいと思った方、ではどんな品(茶葉やタイプ)を選んだ方がいいのか?
        1. 茶葉のタイプについて
        2. 粉末タイプのメリット アレルギー体質改善効果の食物繊維も同時に摂れる
    3. だまされるな!メチル化カテキン含有量の注意点
    4. メチル化カテキンの含有量検査結果
    5. べにふうき茶の価格は、なぜ高いのか?
        1. べにふうきが高値で販売される理由
      1. 山麓園のべにふうき茶が安い価格で販売されている理由
    6. 実際に効果や味はどうなの? 実際に使用された方の感想(当社製品 レビューを引用)
      1. 個別レビュー
        1.  
  4. 超優秀!べにふうきは抗アレルギー作用だけでなく、他の効能や効果もすごい
    1. べにふうきの有用性や効果のまとめ
    2. べにふうき茶の入手方法 どうやって買ったらいいか?
    3. 関連

高機能品種茶 べにふうき(benihuuki) 花粉症でお悩みの方にお勧め!

2023年春の花粉飛散予想

スギ花粉は前年の夏が猛暑だったりすると、翌年非常に多くなる傾向になります。2018年はかなり猛暑だったので、2019年の花粉飛散量は、全国的には平年の6割増しでした。2020年~2022年は、2019年に比べて夏に曇りが多く、日照量が少なかったため、東北や北海道を除くと全国的に平年より花粉飛散量は少ない結果となりました。

さて、2023年は?

日本気象学会によると、スギ花粉の飛散量は、「~2023年春の飛散量 前シーズンを大幅に超えるところが多い~」となっています。特に北海道を除く関東以北は非常に多いと予想されております。飛散開始時期も例年並みで、早い所では2月上旬から始まる見込みとなっています。

●参照記事:一般財団法人 日本気象協会 2023年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散予測(第2報)

地域的に見ますと、2023年の花粉飛散量(昨年比)は、関東甲信(210%)、東海(290%)、近畿(260%)、四国(290%)と非常に多く、九州(140%)、中国(130%)もやや多めになっています。北海道以外は、昨年よりも多いと予想されています。

一方例年比でも、北海道(70%)を除くと、関東(200%)、東北(200%)、東海(190%)が非常に多く、九州(平年並み)を除くと、北陸(120%)、近畿(140%)、中国・四国(110%)やや多めとなっています。

全国的に例年に比べ花粉飛散量は多いか非常に多くなる見込みとなっており、Yahooニュースでは、「2023年春のスギ花粉飛散量、過去10年で最大の見通し「1月から花粉症対策の準備を」という記事もありますので、2023年の春は例年以上に注意が必要です。

ヒノキ花粉は、西日本と東日本の大部分で、3月下旬~4月中旬にかけてが主な飛散期と予想されています。

雨の後の晴れの日などは、特に花粉が多く飛散しますので、注意が必要です。計画的にしっかりとした対策を立てておいたほうがよさそうです。

スギ花粉とは?花粉を防ぐには?花粉の対策については、別ページで紹介しています。

日本人の約半数が悩まされる花粉症

花粉症に悩む女性

過去、厚生労働省の資料では、「日本には2人に1人がなんらかのアレルギー疾患を罹患しており、特に花粉症を含むアレルギー性鼻炎の症状を有する人は人口の47.2%当たる。」となっており、現在花粉症は国民の約半分の方にとって悩みの種となっています。さらに報告書の続きには、急速に増え続けているとあり、これからはさらに注意していく必要もあるでしょう。

また、別の調査では、罹患数第1位の疾患で、一人当たり労働時間の損失が年間で12.74日。金額にすると平均191,783円の損をしているそうです。(千葉大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科・頭頸部腫瘍学 岡本美孝)

*出典:リウマチ・アレルギー対策委員会報告書(平成23年)

 出典:アレルギー性鼻炎/花粉症/アレルギー性結膜炎 – 厚生労働省

花粉の飛散が続く2ヶ月間程は注意が必要で、医師から処方されたアレルギー薬を飲み続ける方も多いと思いますが、長期間薬を飲み続けるのが不安という方にお勧めしたいのが、この「べにふうき茶」。アレルギー症状を緩和してくれる作用が、研究で分かっています。最近では(2015年)人気テレビ番組の世界一受けたい授業でも花粉症に効果的な高機能品種茶に紹介され話題を集めました。

***べにふうき茶とは? what is benihuki?***

べにふうきの茶葉

初めて「べにふうき」の名前を知ったという方は、ベニフウキってどんな植物?花?と思うかもしれません。答えは、皆さんがお茶畑でみる緑茶と同じお茶の木です。実は、べにふうきとはお茶の品種名なのです。りんごやみかんに様々な品種があるのと同様に、お茶にも数多くの様々な品種があります。用途として煎茶用、抹茶(碾茶)用、紅茶用の品種などです。

べにふうきは、元々紅茶や半発酵茶(ウーロン茶)に適した品種です。日本産の紅茶では、べにふうきを使用しているものをよく見かけます。べにふうきは、日本初の茶登録品種、茶農林登録1号の「べにほまれ」という品種と「枕Cd86」を掛け合わせて誕生し、1993年に品種登録されました。

お茶の木の源流はアッサム種と中国種に大別されます。茶農林1号のべにほまれは、紅茶用の品種開発のためインドから持ってきたアッサム種です。古くから日本にあるお茶は中国種なので、これまでのお茶の品種とは特徴が大きく異なると言えますね。

べにふうきの緑茶を飲まれた方が、紅茶やダージリンぽっい香りがする…といった感想を言われるのは、元々アッサムティー系統の特徴を引き継いだ品種だからということになります。

緑茶と紅茶の違いは?と思われた方は、別ページで解説しています。

べにふうき(ベニフウキ)とはどんなお茶? benihuuki

べにふうきは、希少な品種 生産量は非常に少ない

べにふうき茶の栽培面積は、最も栽培が盛んな鹿児島県でも、全体のたった0.5%です。全国だとおそらく0.1~0.2%くらいになると思います。さらに、元々紅茶用の品種なので紅茶に仕上げる場合も多く、べにふうき緑茶は、かなり希少で、限られた量しかないことがわかります。また、茶全体の生産量の減少と、農家さんの改植も進んでいて、近年、生産量も減り入手もむつかしくなってきています。

・2020年は、コロナウイルスの影響で、生産調整が入り二番茶、三番茶の生産が激減しています。べにふうきの収穫が始まるのは、5~6月以降のため、2021年春先にはべにふうき茶不足すると考えられます。

・関連記事:2021年の春は、べにふうき茶が不足する公算が大きい?!

べにふうき特有成分 メチル化カテキンの効果

さて、ここからが本題ですが、

そう、

「べにふうき茶」には、花粉症などのアレルギー症状を軽減する効果があるのです。 

この、べにふうきを紅茶でなく緑茶として製造することで、「メチル化カテキン」というべにふうき特有の成分が多く含まれるのが特徴です。しかし間違ってはいけないのは、べにふうきは紅茶用の品種ですが、紅茶として製造された場合「メチル化カテキン」が含まれていない。すなわち、紅茶のべにふうきでは、抗アレルギー作用などの機能性は得られないということです。←ここは注意です。

※紅茶は茶葉を発酵させて製造されますが、メチル化カテキンはこの酸化発酵の段階で別の成分(テアフラビン、テアルビジン他)に変化し、メチル化カテキンは消失してしまいます。

◎べにふうきの機能性を求めるのであれば、必ず べにふうきの緑茶を選びましょう。

*メチル化カテキンは、べにふうきの他に親品種の「べにほまれ」や「べにふじ」、緑茶用品種では「ゆたかみどり」や「かなやみどり」にも若干(半分以下)含まれます。全国のお茶の75%を占める「やぶきた」には含まれません。研究では、メチル化カテキンの摂取量が一日あたり17㎎では効果がなかったことから、べにふうきよりも含有量の低い「ゆたかみどり」「かなやみどり」を飲むことで抗アレルギー作用を求めるのは現実的ではないと思われます。

また、通常の緑茶に含まれるエピガロカテキンガレートにも、実は抗アレルギー効果があるのですが、効果はメチル化カテキンの半分もありません。普通の緑茶を一日に10杯くらい飲めば、効果は多少出るかもしれませんが、同じく現実味がありません。

べにふうきの機能成分メチル化カテキン アレルギーに効果あり

べにふうき メチル化カテキンの抗アレルギー作用

花粉症がつらくなる前にお茶で対策

花粉症などのアレルギー症状とは、「アレルゲン」と呼ばれる特定のたんぱく質と、病気などから身を守る「抗体(Ige抗体)」が皮膚や粘膜(マスト細胞)で反応することで放出される「ヒスタミン」が原因となって起こる「炎症反応」のことです。
難しそうですが、つまりは「ヒスタミン」が鼻のムズムズ感、くしゃみ、目の不快感、かゆみなどの原因物質ということです。

べにふうきのメチル化カテキンには、アレルゲンと抗体の反応とヒスタミンの放出を抑制するなど効果があり、くしゃみ、花粉症、アレルギー性鼻炎などのアレルギー症状を軽減することが1999年に研究で発表されました。
べにふうき茶の臨床試験(86名が3カ月間べにふうき茶を飲んだ実験)

ヒスタミンの分泌

お医者さんに処方されるアレルギー薬は、主にこのヒスタミンの効果(炎症効果)を抑える薬なんです。
メチル化カテキンの作用は、原因のヒスタミン(炎症物質)を少なくする効果にあります。
両者とも方法は違えど、アレルギー症状を軽減する効果があります。しかし、薬は効果が大きい反面、様々な副作用もありますので、注意も必要です。

※参考↓下表アレルギー薬の主な副作用

抗アレルギー薬(抗ヒスタミン薬)の副作用
・脳の活動が抑制され眠くなる。
・口の中が乾いたり、吐き気、便秘になる恐れがある
・稀に意識が薄れる人もある。
・稀に筋肉が痙攣し、ピクつく場合もある。

べにふうきのメチル化カテキンは、↑表のような副作用の心配がないだけでなく、緑茶カテキンの抗ガン作用や抗酸化作用、脂肪蓄積抑制効果などアレルギー以外にもメリットは多く、かつ普通の緑茶カテキンよりも作用が強力なため、アレルギー症状にお悩みの方は、まず一度お試しいただきたいですね。
今後アレルギー疾患薬が、保険適用外となり、全額自己負担になる可能性も指摘されているため、家計にもべにふうき茶は、やさしい選択肢といえますね。

関連記事:アレルギー疾患薬が保険の適用外になる!?

べにふうきの抗アレルギー効果

花粉症:飲んで20~30分ほどで、鼻水が止まるなどの即効性もあります。個人的にも使用していますが、数時間は効果が続きますので、一日2~3回くらい飲んでます。効いてる間は、すっきりします。
臨床試験では、花粉のピークより1ヶ月から1ヶ月半前に飲み始めるとより効果が高くなることがわかっています。

アトピー性皮膚炎:即効性はありませんが、長期服用で効果が認められています。

但し、良薬口に苦しというように割と苦みが強いです。(普通の緑茶よりも苦いです。)
苦すぎるという方と思ったよりも全然苦くなかったなど、飲んだ感想も個人差があります。また効果についても、コーヒーを飲んで眠れなくなる人もいれば、全く影響もない人もいるのと同じように個人差があります。半数~6割以上の方が、効果を感じているようです。
毎日飲んでいると苦みに慣れて、逆に美味しく感じるという方もいらっしゃいますので、苦みを感じる方もまずは我慢して続けてみてください。

メチル化カテキンの作用機序(抗アレルギー効果のメカニズム)
マスト細胞内の情報伝達系抑制(チロシンキナーゼ活性化抑制,高親和性 IgE 受容体発現抑制,ミオシン軽鎖リン酸化抑制)による脱顆粒抑制

べにふうきに含まれるメチル化カテキンの安全性

Q.メチル化カテキンって害はないの?
A.大丈夫です。
添加物、加工などなく、緑茶そのままですし、お茶に含まれる天然成分なので、メチル化カテキン自体の安全性は問題ないという見解です。
念のため調べてみました。
実は、べにふうき茶よりも少ないですが、*中国茶にもメチル化カテキンを含むお茶が数多くあることがわかりました。日本でも、「ゆたかみどり(栽培面積が2番目に多い)」や「かなやみどり」にもメチル化カテキンが多少含まれてます。↓
つまりこれまで、日本や日本の10倍の人口を擁する中国においても*メチル化カテキンを含んだお茶が既に広く飲まれており、主だった健康被害はなく、安全性には十分な実績があると言えます。
今まで数々の臨床試験や一日の目安量(34㎎)の3倍の量を4週間飲む過剰摂取試験においても、健康被害の報告はありませんでした。
様々な成分の安全性を科学的に検証・公開している国立健康・栄養研究所でも、飲用としては、安全という見解になっています。
*広東品種30種中30種、福建品種42種にうち35種

メチル化カテキン自体には問題ないのですが、茶葉にカフェインが含まれますので、妊婦の方や不眠症の方は、そのことを考慮しておいた方がよいと思います。
普通の緑茶よりも、カテキン類の濃度が高いので、稀に空腹時に飲むと胃が痛くなったりする人もいるそうです。特に問題はありませんが、そういう方は、食後に飲むようにしましょう。

メチル化カテキン以外にもあった!べにふうきのもうひとつの抗アレルギー成分

お茶に含まれるポリフェノールでストリクチニン類やテオガリンという成分が、IgM(細菌やウィルスに感染した場合最初につくられる抗体)からIgE(アレルギーの原因となる抗体)に変わるのを抑制することで、アレルギーの原因となる抗体が減少することが最新の研究で分かってきました。メチル化カテキンとW(ダブル)効果が期待できそうです。

べにふうきの効果的な飲み方と選び方

べにふうき茶の飲み方、入れ方(抽出方法)

メチル化カテキンは、高温のお湯の方がより多く抽出できます。熱湯(90℃以上)で入れましょう。
5分くらい煮出すとさらによく出ますが、その分苦くなります。
リーフティーの場合、1日5~6gほど使用し、330ml以上の熱湯で抽出時間約3~5分。これで一日の推奨量(34mg)のメチル化カテキンが摂取できます(当社茶葉の場合)。1回でそんなにたくさん飲めないという場合は、3~4gずつを朝晩2回に分けて飲むとよいでしょう。2度に分けて飲む方が、即効性効果(数時間)のピークが2回あり、また、メチル化カテキンが身体に残っている時間も約10~12時間程度なので、体に残った状態が継続するのでおすすめです。ティーパックだとリーフティーよりも少し多めに2~3袋 合計8~9g使用してください。
飲んでしばらくすると症状の軽減を実感できる方も多いなど即効性もありますが、花粉が飛散する時期よりも1か月以上前から継続して飲み続けるとさらに効果が上がります。
研究ではスギ花粉飛散時期の1月半前から飲み始め、一日当たり34㎎のメチル化カテキンの摂取が望ましいとう結果が出ています。出来るだけたくさん飲もうとする人は多いですが、一日推奨量34㎎の3倍の量を飲んでも効果は変わらないそうです。

苦いのが苦手で飲みにくい場合は、すりおろした生姜をいれることをお勧めします。苦みが軽減されるだけでなく、相乗効果でメチル化カテキンの効果もアップするという研究結果があります。
是非お試しください。

べにふうき茶の煎じ方、入れ方

*5分煮沸で茶葉中の60%のメチル化カテキンを抽出
*急須で入れると熱湯で使用で茶葉中のメチル化カテキンの約30%を抽出可能。
*一般的にべにふうき茶葉(2番茶)100gあたりメチル化カテキンが1500㎎~2000㎎含まれます。一日当たり34mgの摂取がお勧めです。

参考記事:抽出量、抽出時間についての詳しいサイト

べにふうき茶の選び方 

べにふうきを試してみたいと思った方、ではどんな品(茶葉やタイプ)を選んだ方がいいのか?

成熟したべにふうき茶の葉

べにふうきの機能性効果を最大限に発揮するには、メチル化カテキンが多い茶葉を選びます。
ではどんな茶葉にメチル化カテキンが多く含まれるのでしょうか?
まず、産地や品質、値段を考える方が多いかもしれませんが、実は最も重要なことは、摘まれる時期にあります。

二番茶(6月後半~7月初旬頃摘採)に最も多くメチル化カテキンが多く含まれます。続いて三番茶(8月中旬頃)、一番茶(5月)の順(地域や調査データによって逆のところもあります。本州産の場合)。二番茶をおすすめしますが、一番茶も二番茶に比べて若干少ないというだけですので、一番茶でも大丈夫。当然ながら、味わい、美味しさ(飲みやすさ)を考えると一番茶が最も良好ですが、値段も若干高くなります。
成熟した葉に多くメチル化カテキンが多く含まれるので、べにふうきの場合は極遅摘み(通常の緑茶よりも10日ほど)で大きく生長した葉を摘みます。美味しい緑茶は、一芯二葉といいますが、べにふうきの場合は一芯五葉くらい摘むようです。そのため、茶葉はごわっと硬くて大きいのが普通。普通の煎茶と比べると、一見まずそうで安っぽい茶葉に見えますが、メチル化カテキンは多く含まれます。

三番茶、特に秋冬番茶は品質が悪いものが多く、美味しく飲むにはお勧めいたしません。
煮出さず、さっと淹れる場合は、早摘み一番茶が最もメチルカテキンが出やすいです。
機能性、飲みやすさ(味)、価格のバランスを総合的に考えると、二番茶が最も人気になると思います。飲みやすさを考えるなら早摘みタイプの一番茶がおすすめです。

●ポイント⇒「二番茶使用」などと茶葉の種類を明記されている商品を選ぶようにしましょう。

茶葉のタイプについて

粉末(パウダー)タイプも手軽に飲めるというメリットもありますが、作り置きすると体に悪い成分(フェオホルビド)が発生するので、茶葉かティーバッグをおすすめします。茶葉でしたら、多少作り置きしても(腐らないよう低温保存)問題ありません。粉末タイプでしたらすぐに飲むようにしましょう。さらに、粉末タイプの製品は、見た目も質も悪い安価な茶葉を原料としていることが多く、粉末にすることで有効成分が酸素に触れて酸化しやすくなるので、実際の表示成分よりも機能性効果が低くなっていると考えられます。市販の野菜ジュースを飲む際に、(製造後時間が経過しているため)表示されている成分量を実際には期待できないのと同じです。もし粉末茶を希望する場合は、その都度 茶葉を自分で挽くなどして利用することをおすすめします。
(お茶の山麓園のべにふうき茶粉末は、在庫を最小限にし、小ロット生産のため、出荷の数日前に製造する場合がほとんどです。)
お茶には通常、火入れという加工工程があります。火入れが強かったり(高温火入れ)、特にほうじ茶にすると熱でビタミンやカテキン類が壊れメチル化カテキンもかなり減少します。そのため、火入れが強い品はメチル化カテキンの含有率が低くなります。見分け方は、匂いを嗅いで香ばしいものは強く火入れが行われています。「べにふうき ほうじ茶」や「強火仕上げ」と表示されてあるべにふうき茶も見かけましたが、機能性も低くなっていると考えられます。
当店では、火入れ加工せず、そのままの状態で袋詰めしています。

*2番茶のメチル化カテキン含有量

べにふうきの2番茶がおすすめ

*フェオホルビドは、クロロフィルが酸性分解される際に生成されます。光過敏症の治療にも使われますが、多量の摂取で光過敏症のリスクが指摘されています。

べにふうき緑茶の一番茶
※べにふうき茶の一番茶
機能性(効果)は劣るが、味わい
や品質は最も高い
べにふうきの二番茶 抗アレルギー効果は最も高い
※べにふうきの二番茶
メチル化カテキンの含有率が高
い。味わいは一番茶に劣る。
べにふうき緑茶の粉末
※べにふうき茶の粉末
茶殻も出ず使いやすい。
苦みも少なめで飲みやすい。
べにふうきの紅茶
※べにふうきの紅茶
紅茶としては優れるが、メチル化
カテキンの効果は期待できない。
粉末タイプのメリット アレルギー体質改善効果の食物繊維も同時に摂れる

粉末タイプは、茶殻が出ず、手軽さが最大のメリットです。そして、あまり語られていませんが、茶葉の栄養をまるごと摂取できるのも大きなメリットです。
近年、アレルギー症状は、腸内細菌、特に【酪酸菌】が深く関係していることが分かってきています。食物繊維は、酪酸菌のエサになるので、たくさん摂るとアレルギー症状が改善したとの報告があります。NHKでも放送されましたが、お坊さん養成学校では、食物繊維の多い食事でアレルギーになる人がほぼいないとか。食物繊維が不足気味の現代人に比べ、昔の人は、ビタミンやミネラルが豊富な精製されていない穀物や、たくさん食物繊維を摂っていたから、アレルギーがほとんどなかったそうです。

参考記事:NHKスペシャル「人体」 万病撃退!“腸”が免疫の鍵だった
参照記事:腸内細菌叢を良くするとアレルギーが治る!?

べにふうき粉末茶の成分の約半分近くは、食物繊維。食物繊維も同時に摂ることができるので、メチル化カテキンと食物繊維のふたつの効果を期待できます。

だまされるな!メチル化カテキン含有量の注意点

メチル化カテキンを「2500mg以上含有」など他社よりも圧倒的に多いなど謳っている販売業者さんがいます。
一般的なべにふうきのメチル化カテキンの含有量は1500~2000mgくらい*。
検査結果の一部を画像で公表していたり、すごい効きそうな感じの表現なので、飛びついてしまう方も多いと思います。しかしあれは、数字のマジックというか、消費者を欺いている一面があります。

研究で花粉症などの効果がわかっているのはエピガロカテキンガレート(EGCG)がメチル化した「エピガロカテキン-3-(3-O-メチル)ガレート」または、エピガロカテキン-3-(4-O-メチル)ガレート。
実はカテキンには、カテキン、エピカテキン、エピカテキンガレート…他、いくつもの種類があって、ある業者さんは抗アレルギー作用とは関係のないそれらのカテキンのメチル化したものもメチル化カテキンとしてカウントしているのです。
これは全て嘘ではないにしろ、トリックというか知らない方はすぐに騙されてしまうのは仕方のないこと。

こういった業者さんは、誠実さに欠けていると思うので購入は避けた方が無難ですね。
エピガロカテキン-3-(3-O-メチル)ガレートが〇〇mg含有と書いてあったらOKです。

*べにふうき緑茶中のメチル化カテキン測定法の室間共同試験による妥当性確認
日本食品科学工学会誌 63(7), 312-318, 2016

メチル化カテキンの含有量検査結果

当店のべにふうき茶には、どれだけメチル化カテキンが含まれているか検査を依頼しました。

山麓園のべにふうき茶のメチル化カテキン含有量検査結果 試験成績証明書

検査は、急須やティーバッグで抽出を想定したやり方で、10gのべにふうき茶を600mlの熱湯で3分間かけて抽出してもらいました。
結果は、ご覧の通り、100mlあたり10.3㎎のメチル化カテキンが検出という結果になりました。
つまり、5~6グラム程度で推奨の34㎎程度のメチル化カテキンを摂取できる計算になります。
他社製品の表示を見てみるとティーパックタイプのもので、9gで34mgとの表記が多くみられますので、(抽出時間や方法が若干違いますが)単純にみると数割増しです。

良い茶葉をしっかりと選んで買い付けしているので、メチル化カテキンの高い値が出ると確信はしていましたが、期待以上の値でした。

茶葉にはまだメチル化カテキンが多く残っている状態なので、抽出にもっと時間をかけるか、煮出すなどすると、5gより少ない量で推奨値に達します。

べにふうき茶の価格は、なぜ高いのか?

べにふうきは、割と高い値段で販売されているのを見かけます。実は、取引価格はそんなに高くなかったりします。 ハッキリというと、美味しい一番茶よりは、全然お安く、一般的にスーパーで売られている普通の緑茶と大した違いはないと言えるでしょう。

べにふうきが高値で販売される理由

理由としては、おそらく季節商品であるため売れ残った時のリスクを担保するため(4月下旬頃にパタリと売れなくなります)や、緑茶としての嗜好性よりも健康茶に近い側面から、利益率の高い健康茶並みの粗利に設定し販売しているためであると考えられます。(薬やサプリ、健康食品は粗利が高いと言われています。)
原料自体は、そんなに価格差があるものではないので、極端に値段の高いべにふうきが、高価な茶葉を使用しているということは、ありません。逆に取引価格が最も高いべにふうきは、一番茶なので、メチル化カテキンの含有量は低めになります。

※つまり、値段が高いから、効果が高い茶葉というわけではない、ということです。

山麓園のべにふうき茶が安い価格で販売されている理由

お茶の山麓園では、季節を問わず通年で売れているお茶ですので、通常のお茶と同じようにお安く販売しています。楽天市場やヤフーショッピングでは100g 370円(税別)しかも3個以上送料無料と業界最安値で販売しています。この価格であれば気軽にお試しできて、毎日飲み続けても家計に負担が少ないと思います。(色々と見ましたが、グラム単価は圧倒的最安値になっています。)
また、前述のメチル化カテキン検査結果の通り、効果の高い茶葉を使用しているので、価格が安くても、効果は高い品と言えます。
※2018年11月 ご要望にお応えして、べにふうきの粉末タイプも販売開始しました。同じ茶葉をハイスピードミルで粗い粉末状にし、その後、御影石の電動石臼でじっくりと挽きます。長時間やっても少量しかできませんので、シーズンには製造が追いつかないかもしれません。粉末にするとべにふうき茶の苦みはずいぶんと緩和されて美味しくなります。茶葉タイプがダメな方はこちらをお勧めします。価格も40gで370円(税別)と最安値の水準で販売しています。茶葉タイプと同じページでご購入いただけます。(2021年3月現在50gに増量しています。)

一日当たりのメチル化カテキン推奨量(34㎎)あたりのコスト(お茶の山麓園のべにふうき茶の場合)
茶葉タイプ 22円(税込)
粉末タイプ 17円(税込)
茶葉タイプで、10分煮だす場合は、11円(税込)と安くなります。

参考記事:「茶葉と粉末はどちらがおすすめ?違いは?」をご覧ください。

粉末べにふうき茶
べにふうき茶の価格 最安値 1個370円 3個以上送料無料

実際に効果や味はどうなの? 実際に使用された方の感想(当社製品 レビューを引用)

*効果や味に関しまして、ここで申し上げるより、実際に買われて飲んだ方のレビュー、感想を数多くいただいていますので、そちらをご覧になってください。
モール内総合評価(2024年9月12日現在)
4.62(366件)
4.50(712件)

個別レビュー

購入者さん 購入者さん
レビューの星の数5

商品の使いみち:実用品・普段使い 商品を使う人:自分用 購入した回数:リピート

この時期にはリピ必須です。リピ購入です。今年も本格的に花粉が来襲する前にと思い、お願いしました。
昨年の花粉症の時期と秋頃のアレルギー反応が出る時期に、
このお茶で乗り切ることができました。
私は出先で飲むことが多いので、お茶用の小さな石臼で粉茶を作り、
マグカップに小さじ半分程度入れてお湯を差していただいてます。
苦み・渋みも強く出ますが、さわやかな風味なのですぐに慣れます。
茎は細かくならないので、家にある小鍋で煮出してました。
このお茶が有る無しでは、私にとって一日の過ごしやすさが全く違います。
無くなったらまたお願いします。ありがとうございました。


購入者さん ニャン中ピーターさん 60代 女性 購入者 レビュー投稿 113件レビューの星の数5

 商品の使いみち:実用品・普段使い 商品を使う人:友人へ 購入した回数:リピート
もー、手放せない‼ 色々試してわかった事。 苦味があるが急須で5分がベスト。
目にも鼻にも効いた。
漢方薬茶のように、朝一番で温かいところを飲む事。(食後に飲んだ日には全く効かなかった)
速効性がるようだが、先ずは1週間飲んで効いてきた。
薬が手放せなかった友人数人が、飲んで直ぐ効果あり、喜ばれた。
しかし、すべての人に効くというわけでもない。

購入者さん 購入者さんレビューの星の数5  

 通年お世話になります
チャック袋に自分で詰め替えて使ってます。お手頃価格で大変助かってます。
熱湯で渋めに淹れた味にも慣れてというか、普通のまろやかな緑茶だと物足りなくなってきたくらい愛用してます。


購入者さん mik*****さん 2018年03月24日
レビューの星の数5

花粉症で目の痒みや喉の痛み、鼻水で悩んでましたが、お茶が届いた日に夜から、飲み始めて、目の痒み、喉の痛みが、その日に暖和され、翌朝は、この時期になると朝、必ずと言っていいほど鼻をかんでいたのですが、鼻水が止まっていました。即効性や持続性は他の方のレビューで無いような事を書いていたので、期待してなかったのですが、私には効果絶大でした。同じ日に母もお茶を一緒に飲んでたんですが、母も私と同様、翌日に鼻水が止まったようです。体質にもよるんでしょうけど、お湯で入れるのと水出しと両方試しましたが、私はどちらでも効果ありました。あんな辛い思いをしないで、399円なら、ドラックストアで花粉用の薬買うより安いし、もっと早くに頼めばよかったと思いました。お茶は渋めのお茶です。綾鷹やお〜いお茶などペットボトルのお茶に飲み慣れてる方には少々、飲みにくいかと思います。購入者さん dwd*****さん 2018年04月29日
レビューの星の数5

家族が花粉症なので、試しに買ってみました。一緒に私も飲んでいたら何年も原因不明の皮膚炎がいつの間にか出なくなっていてかゆみ止めの薬も飲まずによくなり本当に驚いています。今は二袋目を飲んでいますが、また皮膚炎が出るとやなので、もうしばらく飲み続けようと思います。濃く入れると少し苦いので、ぬるめのお湯ですぐに入れて飲んでいるのですが、わたしの蕁麻疹にはとても効果があり、毎月皮膚科に薬をもらいに行かなくてもよくなると思うと、嬉しくてたまりません!

購入者さん bei*****さん 2018年04月02日

レビューの星の数5
アレルギー性の酷い咳が止まってビックリ!

今年に入って花粉症のせいで鼻の痒みが酷くなり、この時期の耳鼻科は混んでて行くのも嫌なのでお試しに〜と思って購入してみました。
注文後、鼻の痒みより持病の喘息がみるみる酷くなってしまいお茶が届くのをかなり心待ちにしていました!
届いて早速飲んでみたら酷かった咳が気付けば止まってる〜!薬よりも効いててビックリ!即効性があって安くてこんなにいいものはないと嬉しい限りです。自分には合ってたようです。
私のようなアレルギー性の喘息の方にもいいかもしれませんね。
子供もアレルギー体質なので一緒に飲ませたいです。またリピートしたいと思います。

 

べにふうき茶購入者の感想

超優秀!べにふうきは抗アレルギー作用だけでなく、他の効能や効果もすごい

1.中性脂肪の高い方必見!食後に中性脂肪が上昇するのを抑制します。

2.通常の緑茶に含まれるエピガロカテキンガレートは、トクホのお茶などでおなじみの体脂肪率を下げる効果があります。
では、べにふうきのメチル化カテキンは、どうなのでしょう?
実はカテキンは、体内に吸収されにくい成分です。吸収されても、24時間以内に尿などで体外に排出されます。しかし、メチル化カテキンは、通常のエピガロカテキンガレートよりも体内への吸収率がなんと6.4倍も高いのです。さらに、すぐには排出されず血液中にも長く残るので(3.2倍長く血中に滞留する)、より脂肪蓄積抑制効果(総合的に1.7倍も)が高いことが分かっています。
(なぜメチル化カテキンだけに抗アレルギー作用があるのかというのも、エピガロカテキンガレートよりも吸収率と血中滞留時間が優れているからというのが理由です。)
同じ量を摂っても、トクホのお茶の1.7倍の効果が…。さらに、べにふうき茶は元々、抗アレルギー作用のメチル化カテキン量を最大化させる栽培、製造方法なので、通常の煎茶よりもかなりカテキン含有率が高くなっています。(←その分苦くなりますけれど、ともかく効果はあがります)
通常の緑茶720㎎(平均値)に対し、メチル化カテキンは、1500~2000mgで倍以上多いこということになります。

同じ量のお茶一杯を飲むとすると、単純に1.7(効率)倍×2(含有率)倍=3.4倍(効果)のダイエット効果が実際にある?かどうかは、検証・臨床しないと分かりませんが、多くの研究報告を見る限り、カテキン摂取量が多いほど効果が上がる期待は高いです。
さらに、吸収率、血中滞留時間、含有率すべて高いということは、ダイエット効果だけに留まらず、カテキンの抗がん作用、抗菌、抗ウイルス作用なども同様に高い効果が得られると期待できるでしょう。

関連記事:緑茶のダイエットを検証 どれくらい痩せるのか?

3.べにふうき緑茶と生姜を同時に摂取することで、別々に単体で摂るよりも相乗効果でより体脂肪率が減ることが研究で分かっています。
4.やぶきた茶よりもLDL(悪玉)コレステロールを減らし、高血圧症に効果が高いことが研究で分かっています。

メチル化カテキンは、アンジオテンシンI変換酵素(ACE)の活性に対して阻害効果があるそうです。つまり高血圧の予防・改善にも普通の緑茶よりも高い効果があるそうです。 5.べにふうきの抗ガン効果は普通のカテキンに比べて10倍効率が高いことがわかっています。10分の1の量でEGCGと同等の高い抗ガン効果があり、正常な細胞に害を与えない安全な抗がん剤として久留米大学が研究をしているそうです。

べにふうきの有用性や効果のまとめ

このように、べにふうき緑茶には、メチル化カテキンという特有成分がお茶として飲むだけで花粉症やアレルギーを抑制する効果を発揮し、また医薬品のように副作用等の危険性もないため、多くの方におすすめしたいお茶です。実際に非常に多くの方にお試しいただき、その効果に喜んでいただいています。
また、抗アレルギー作用以外にも、ダイエット効果や強力な抗ガン作用など、多くの効果・メリットがあり、通常の緑茶よりも高い機能性、効果を期待できることから、健康面を考えるとたいへん優秀な飲料と言えます。普通の緑茶よりも多少苦いですが、我慢して飲む価値はありそうです。飲んでいると朝がシャキッとするとか、逆に苦みがクセになる方も多いですよ。

べにふうき茶の入手方法 どうやって買ったらいいか?

前述の通り、べにふうき緑茶の生産量は、かなり少ないです。そのため、販売しているお店も少ないのが現状です。
欲しくても、近くで手に入らない方は、ネットで購入することをおすすめします。
科学的根拠に基づいて販売される「機能性表示食品」がおすすめですが、下の製品は、機能性表示食品かまたは、それと同じ原料で安価に販売しているおすすめの品です。出費を抑えたい方は、茶葉100g入りを買って、自分でミルで挽いて粉末にするのも一つの節約術です。(作り置きはおすすめできません)

関連記事:べにふうき茶を買うなら!おすすめ 最安値 ランキング


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・関連記事:機能性表示食品のべにふうき茶が健康新聞に掲載されました。
お茶の山麓園 べにふうき緑茶 消費者庁のデータベース

参考文献
*1 日本食品科学工学会誌 :  60(8), 407-411, 2013-08-15
日本調理科学会大会研究発表要旨集 27(0), 148, 2015
日本食品科学工学会誌 :  56(7), 412-418, 2009-07-15
日本食品科学工学会誌 52(12), 584-593, 2005-12-15
J Agric Food Chem. 2010 Feb 10;58(3):1903-8.
日本食品新素材研究会誌 8(2), 65-80, 2005
Allergol Int. 2014 Jun;63(2):211-7.
「メチル化カテキン」特性、体内動態
国家科技支撑计划 2008-06-04
高脂肪飼料摂取マウスにおける「べにふうき」緑茶の脂肪蓄積抑制効果 / 日本食品科学工学会誌 / 56 巻 (2009) 7 号
日本食品科学工学会誌 56巻7号 p.412-418

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