見た目が悪いけれど、ものすごく甘く美味しい梨、秋麗。
秋麗(しゅうれい)とは どんな梨？
「しゅうれい」と聞いて、入力すると「秀麗」や「秋冷」に漢字変換されますが、正しくは「秋麗」。
秋麗は、「幸水(こうすい)」と「筑水(ちくすい)」 を交配して誕生した新しい品種の梨です。幸水も筑水も赤梨に分類されますが、子どもに当たる秋麗は、青梨です。これは、珍しいことだそうです。血液型が、A型とB型の親の間にO型の子供が産まれるような感じですね。
収穫時期は、その年によって多少前後しますが、出回り始めるのは、8月のお盆(15日)過ぎくらいからで、9月上旬がピークと言われています。
この梨の特徴は、見た目が非常に悪いけれど、非常に甘く、特別に美味しいというところです。「秋麗」名前の通り、ただ甘いだけでなく、甘さがしつこくなく、上品。
リンゴのように綿密な食感で、当店で販売している吉村さんの梨は、糖度が14度程度あるそうです。食べた方は、虜になって非常にリピートのお客様が多く、すぐに完売します。
なぜ見た目が悪いのか？
通常、梨には、白い袋を被せます。しかし、この品種は、袋を被せず栽培することで、糖度が増し、あの美味しさが生まれるのです。
美味しいけれど、見た目が悪く、栽培する産地が少ない希少品種
ただし、皮の表面にムラや斑点ができ、見た目が非常に悪くなります。見た目が悪いと、最初に買ってみようかと思う人が少ないかもしれません。そのため、栽培する産地が少なく、希少な梨となっています。熊本県が主な産地です。特に吉野梨ブランドの氷川町産が有名です。
「美味しいから、誰かに食べさせたい」ギフトの場合は、ご注意を…
ギフトで送って、「こんなクズみたいな梨を送りつけて…」とお怒りになる方もいらっしゃいます。差し上げる場合は、しっかり説明してから送るようにしましょう。見た目はB級品みたいでも、味はものすごく美味しいので、サプライズにも向いてますよね。個人的にも多くの人にサプライズを届けました。夏のギフトの定番になっています。
ぜひ一度は食べるべき、魅力的な品種「秋麗梨」
産地である熊本県でも希少で、どこにでもあるわけではないので、流通が限られています。お近くで見つからない場合は、当店でも販売していますので、お問い合わせください。（8月中旬～9月上旬までの販売となります。）
秋麗の出回る時期は、まだまだ暑いため、常温保管だと悪くなりやすいです。冷蔵庫保管がおすすめです。
当店で販売している秋麗梨は、氷川町で人気の農家さんの梨です。数も少ないので、売切れの際はご容赦ください。
※2024年は、長雨などの気候の影響で秋麗は壊滅的な影響だそうです。8月20日パックのみ入荷しました。ギフト用は対応が出来かねます。
１パック2～4個入り 650円(税込)
ギフト(化粧箱入)約2キロ 2,500円(税込) 目安5～6玉前後
ギフト(化粧箱入)約5キロ 3,780円(税込) 目安12～14玉前後
配送も可能です。
関東方面 送料1,100円+クール代440円(100サイズの場合)
関西方面 送料752円+クール代440円
お問合せ 山麓園(さんろくえん) 電話（０９６）３７８－７１６５
参照記事：農研機構 秋麗
