大福茶(おおふくちゃ、おおぶくちゃ)とは?無病息災祈願!お正月の縁起物!

大福茶とは? 面白い逸話があった!

大福茶とは、お正月に飲まれるお茶のことです。

起源は、1000年以上前の平安時代。平安時代の文化を開花させた天皇として知られる、村上天皇の時代、都に疫病が流行りました。当時は、今のように病名などわからないので、麻疹、インフルエンザも同じ疫病という扱いです。病名も分からないのですから、予防、対策他、今のような薬で治すなんてことはありませんでした。仏に祈ったり、祈祷などで治癒していたようで、一度疫病が広まると、当然、多くの死者が出る大惨事になります。疫病は、生死にかかわる恐ろしいことだったのです。

苦しみ困っている方々をみかねて、空也上人という僧侶が、都の民にお茶に梅干しを入れて振舞ったところ、たちまち多くの方が治ったそうです。

お茶には、殺菌作用、抗ウイルス作用がある他、熱いお茶で体が温まることで、免疫力もアップします。そういった効果だったのでしょうか?

村上天皇 空也上人
村上天皇
空也上人

 

それから、村上天皇が毎年元日に一年間の無病息災を祈願して大福茶を飲まれるようになったそうです。以来、今現在の天皇もこの大福茶を元日にお飲みになられる風習が続いています。もちろん、関西圏では、一般の方でも梅干しや昆布を入れるなどして飲まれています。

飲んでみたい、購入したい場合は、お茶屋さんによって、梅や昆布が入っている品とそうでないものがありますので、事前にご確認ください。お茶の山麓園では、お正月に最高に美味しいお茶を…ということで、梅や昆布の入っていない極上のお茶を販売しています。

大福茶の名前の由来

元々は、天皇が飲まれる(服する)お茶なので、皇福茶(王服茶)と呼ばれていました。しかし、縁起物として一般庶民にも飲まれるようになったことから、皇服茶が大福茶となったようです。ですので、大福茶は、おおぶくちゃ、または、おおふくちゃと読みます。もちろん、だいふくちゃでも間違いはないのでOKです。

大福茶(おおふくちゃ、おおぶくちゃ)

 

大福茶を買ってみたい場合は、お茶屋さんで探すとよいでしょう。

現在は、梅干しを入れずとも、お正月の贅沢として美味しいお茶を大福茶として飲まれる方も多くなってきました。

お茶の山麓園では、毎年12月中旬から大福茶を販売しています。ご自宅用はもちろん、縁起物のため、お歳暮やお年賀の進物として購入される方が多いのも特徴です。差し上げる場合は、お好みなどもありますので、梅干しなどが入っていない方が無難かもしれません。

ご興味のある方は是非ご覧ください。