スーパーフード「モリンガパウダー」の栄養成分は実際どうなの?検査結果を公開します

お知らせ

「奇跡の木」「スーパーフード」と呼ばれることもあるモリンガ。しかし、実際のモリンガパウダーには、どのような栄養成分がどれくらい含まれているのでしょうか。

今回、当店が取り扱う熊本県産の若木モリンガを原料としたパウダーについて、一般財団法人日本食品分析センターで検査しました。五大栄養素、食物繊維、ビタミン、ミネラル、ポリフェノール、GABA、18種類のアミノ酸など、実際に測定した結果を公開します。

※試験成績書に記載された検体名は「国産モリンガパウダー」です。以下の数値はすべて100g当たりの分析値であり、天然の農産物のため、収穫時期やロットによって変動します。

モリンガパウダーの基本的な栄養成分

分析項目100g当たり
エネルギー384kcal
水分3.5g
たんぱく質24.6g
脂質7.7g
炭水化物54.1g
灰分10.1g
食塩相当量0.021g
水溶性食物繊維11.3g
不溶性食物繊維27.6g
食物繊維総量38.9g
遊離γ-アミノ酪酸(GABA)274mg
無水カフェイン検出せず(定量下限0.001g)

炭水化物54.1gの中には食物繊維も含まれています。そのため、「炭水化物54.1g=糖質54.1g」ではありません。

今回の検査では、食物繊維が100g当たり38.9g含まれていました。その内訳は、水溶性食物繊維11.3g、不溶性食物繊維27.6gです。また、カフェインは検出されませんでした。

ミネラルの分析結果

分析項目100g当たり
カリウム2,530mg
カルシウム1,630mg
リン373mg
マグネシウム328mg
7.69mg
マンガン7.05mg
亜鉛1.93mg
0.51mg
ナトリウム8.3mg

カリウム、カルシウム、マグネシウムなど、モリンガでよく紹介されるミネラルが、今回の熊本県産モリンガパウダーにも実際に含まれていることを確認できました。

ビタミンなどの分析結果

分析項目100g当たり
ビタミンA(レチノール活性当量)1,560μg
β-カロテン18,700μg
ビタミンB10.42mg
ビタミンB22.22mg
ビタミンB61.67mg
ビタミンB12検出せず(定量下限0.03μg)
総ビタミンC57mg
ビタミンE(α-トコフェロール)67.5mg
ビタミンK3,950μg
葉酸920μg
パントテン酸1.79mg
ビオチン60.6μg
ナイアシン当量9.58mg
コリン94mg
イノシトール1.11g
ポリフェノール2.55g

ポリフェノールは、依頼者指定のFolin-Ciocalteu法により、(+)-カテキン換算値として測定した数値です。異なる換算基準や分析方法による他商品の数値とは、単純に比較できません。

18種類のアミノ酸を確認

今回の検査では、次の18種類のアミノ酸が確認されました。

アミノ酸100g当たり
グルタミン酸2.67g
アスパラギン酸2.01g
ロイシン1.88g
アラニン1.38g
フェニルアラニン1.25g
バリン1.23g
アルギニン1.21g
リジン1.16g
グリシン1.13g
プロリン1.03g
スレオニン1.01g
イソロイシン1.00g
セリン0.99g
チロシン0.75g
ヒスチジン0.51g
トリプトファン0.48g
メチオニン0.39g
シスチン0.28g

体内で十分に合成できず、食事から摂る必要がある9種類の必須アミノ酸もすべて確認されました。18種類の分析値を単純合計すると約20.36g、そのうち必須アミノ酸9種類は約8.65gです。

ただし、今回の試験では、たんぱく質の消化吸収率やアミノ酸スコアまでは測定していません。

1日3g使用した場合はどれくらい?

100g当たりの数値は成分比較には便利ですが、実際に一度に100gを摂取する食品ではありません。参考として、パウダーを1日3g使用した場合の単純換算値を示します。

主な成分3g当たりの換算値
エネルギー約11.5kcal
たんぱく質約0.74g
食物繊維約1.17g
カリウム約75.9mg
カルシウム約48.9mg
約0.23mg
β-カロテン約561μg
ビタミンE約2.03mg
ビタミンK約118.5μg
葉酸約27.6μg
GABA約8.22mg

これらは100g当たりの分析値を3gに換算した参考値です。1回ごとの実測値ではありません。

若木モリンガだから栄養価が高いの?

当店の原料には、熊本県で栽培された若木モリンガを使用しています。ただし、今回の検査は若木モリンガ1検体の分析であり、成熟した木のモリンガと同じ条件で比較した試験ではありません。

モリンガは、葉の成熟度によって各成分の量が変わることが報告されています。若い葉でビタミンCやクロロフィルなどが多かった研究がある一方、成熟した葉でたんぱく質、食物繊維、ポリフェノールなどが多かった研究もあります。

したがって、「若木だからすべての栄養成分が高い」とは断定せず、当店では実際に分析して確認できた数値をそのままお伝えします。

参考:

外国産や一般的なモリンガより多いの?

産地、品種、土壌、収穫時期、葉や茎の割合、乾燥温度、保存期間、分析方法によって、モリンガの成分値は変わります。

今回の結果では、食物繊維、カリウム、ビタミンKなどが比較的多く確認されました。一方、たんぱく質、カルシウム、β-カロテンなどは、海外の乾燥モリンガ葉で報告されている範囲と大きく異なるものではありません。

そのため、「国産だから高い」「外国産よりすべての成分が多い」とは表現せず、熊本県産モリンガパウダーの一つの実測例として公開しています。

分析試験について

項目内容
検体名国産モリンガパウダー
分析機関一般財団法人日本食品分析センター
所在地東京都渋谷区元代々木町52番1号
成績書発行日2025年6月26日、8月7日、10月1日
表示単位100g当たり

一般財団法人日本食品分析センター公式サイト

分析試験は原料供給元を通じて依頼したため、試験成績書の原本には当店とは異なる依頼者名が記載されています。

【公開時に、分析試験成績書の画像またはPDFへのリンクをここに掲載】

まとめ

「モリンガには多くの栄養素が含まれる」と紹介されることは多いものの、商品によって原料や加工方法は異なります。

今回の熊本県産モリンガパウダーでは、食物繊維、カリウム、カルシウム、β-カロテン、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、GABA、ポリフェノール、18種類のアミノ酸などを確認できました。

特定の成分だけを強調したり、外国産より優れていると断定したりするのではなく、第三者分析機関で測定した実際の数値を、商品選びの参考としてお役立ていただければ幸いです。

※本記事は熊本県産原料を使用した検体の分析結果です。当店では時期により使用原料の産地が切り替わる場合があります。現在販売中の商品の産地は、商品ページでご確認ください。

※ワルファリンなど血液凝固を抑える薬を服用している方は、ビタミンKを多く含む食品について医師または薬剤師にご相談ください。詳しくは医薬品医療機器総合機構(PMDA)の案内をご確認ください。

産または鹿児島産若木モリンガパウダー100g


熊本県で栽培された若木モリンガの葉を使用した、モリンガ100%のパウダーです。栽培期間中は農薬を使用せず、香料・着色料などを加えず仕上げています。飲み物やヨーグルト、お料理などに混ぜてお召し上がりいただけます。

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