お茶のイメージ
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深蒸し茶、普通蒸し茶(普通煎茶)の違いについて

茶葉の見た目と味わいに大きな違いが…

普通煎茶、浅蒸し茶

 

普通煎茶とは、名前の通り普通の煎茶のことを指します。30秒ほど蒸気を当てて(蒸して)揉まれて出来上がります。煎茶道ではこの種の茶葉を使用します。

(煎茶道は江戸時代に誕生したとされ、煎茶道連盟が設立された1956年と同じころに深蒸し茶製法の誕生し、当時は深蒸し茶は普及していませんでした。)

 

茶葉の形状(上質な品は形が整っていて、艶がある。)
水色 澄んだ黄金色、または黄みがかった緑色
香りと味わい 上質な品は、口に含むと香りと旨みが広がり、心地よい渋みがやってくる。
余韻は短く、すっきりとした味わい。

普通煎茶の茶葉


知覧茶:品種さえみどり 参考価格100g 2000円
普通煎茶の水色

深蒸し茶

深蒸し茶は、静岡県で1955年以降に誕生したと言われます。日本一茶産地として知られる静岡県ですが、実はお茶の生産拡大は、明治以降と意外にも歴史は新しく、当時は評判が今一つでした。そこで、渋みを緩和し美味しく飲めるように深蒸し製法が生まれたと言われています。

普通煎茶に比べて通常2倍以上の時間をかけて蒸して製造されます。さらに長く蒸すお茶(特蒸し茶と呼ぶ場合も)もあります。蒸し時間が長ければ長いほど形状が細かく崩れる。

現在も静岡県は深蒸し茶の代表産地となっていますが、静岡県だけでなく日本各地で深蒸し茶が生産されています。

長く蒸すことで、お茶を淹れたときに成分をより多く抽出できます。テレビ番組などで深蒸し茶の生産地は医療費が少ない、癌の発生率が少ないなどの統計的な健康効果が紹介されています。

また、お茶の消費量や深蒸し茶を多く飲む地域は健康寿命が長い傾向にあることがわかっています。緑茶でもほうじ茶を飲む割合が多い地域は、健康寿命との相関関係はありませんでした。ほうじ茶は、お茶の成分が高温で壊れてしまうためと考えられています。

数年前にHNKの試してガッテンでも紹介されました。テレビの影響で静岡の掛川茶が飛ぶように売れたそうです。(当店では九州のお茶屋なので扱っていませんでしたが…)あまりの反応に掛川茶だけでなく、深蒸し茶は全国で販売されていますと次回で説明がされたそうです。

        ほうじ茶<緑茶(普通煎茶)<深蒸し茶 (健康効果)

健康寿命とお茶の関係はこちらのページで詳しく解説

余談ですが、深蒸し茶よりもさらに長く蒸して製造する特蒸し茶というお茶もございます。

 

茶葉の形状崩れている、細かい。上質なものは艶がある。
水色 濃い緑色。品種や品によっては非常に濃く、絵の具のように鮮やかな水色となる。
時間がたつと沈殿する。
香りと味わい 渋みが少なく、濃厚なコクと甘みが特徴。

深蒸し茶 茶葉の画像


2品種の知覧茶 左:さえみどり 右:あさつゆ
あさつゆは特に葉の形状が細かいものが多い。
参考価格(100g)左2000円 右1000円

深蒸し茶の水色

写真は知覧茶のあさつゆ。あさつゆは特に濃い水色が特徴。
さえみどりはあさつゆよりも明るいグリーンが特徴。
一番茶なら濃く淹れても渋みは少ない。
あさつゆは、楽天でも販売しています。単品 福袋

関連記事:高機能品種茶さえみどり
関連記事:あさつゆについて

まとめ: 好みや用途で使い分けよう

このように、普通煎茶と深蒸し茶では大きな違いがあります。

粉っぽさや、沈殿を嫌われる方、宇治茶などをお好みの方は、煎茶道の稽古に使われる場合は普通煎茶。渋みが苦手な方、お茶の甘みや綺麗な緑の水色、健康効果をお求めの方は、深蒸し煎茶がおすすめです。

特徴と違いを正しく理解し、お好みや目的に応じてお買上げ、または使用されることをおすすめいたします。

 

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