烏龍茶の香りの素となる半発酵の工程を、日本で5年の歳月をかけて開発された「萎凋香緑茶(いちょうか緑茶)」というたいへん珍しいお茶に、甘みの強いさえみどりの深蒸し茶を絶妙に配合。花の香りと緑茶の甘みの良いとこ取り、美味しい烏龍緑茶が出来上がりました。
この「萎凋」という工程を、知覧茶の生葉を使用し、低温・除湿・時間を最適に管理された状況で行うことで、緑茶でありながらハーブの様な花の香りをもつ「萎凋香緑茶(いちょうかりょくちゃ)」が誕生します。さらに、通常の蒸し製法でなく、炒蒸し機という特殊な機械と、煎茶でなく玉緑茶に仕上げることでさらに香りを引き立てます。
強い香りを好む外国人向けに開発された製法で、まだ試験的な製造の段階です。ほとんど流通しておらず、茶業者でもあまり知らない、大変珍しいお茶です。
緑茶、烏龍茶、紅茶は、製法の違い。同じお茶の木からつくられるのです。
烏龍茶は、摘んでからしばらく置いておくことで、カテキンなどの酸化反応が進み、烏龍茶独特の香りが生まれます。紅茶も烏龍茶も緑茶と同じ緑色の葉っぱからつくられるのです。
詳しくは、「緑茶、烏龍茶、紅茶は同じお茶の木からつくられる」で解説していますので、そちらをご覧ください。
烏龍茶などの半発酵茶には、摘み取った生葉を日陰などに置いておくことで、「萎凋(いちょう)」という酸化反応によって特有の香り生み出す工程があります。(烏龍茶の命というべき大事な工程です)
画像:紅茶の萎凋工程(スリランカ)
萎凋香緑茶の研究では、ゆたかみどりが最も香りに優れていましたが、実験で使用されていなかった「さえみどり」が「ゆたかみどり」よりも香りに優れていることが、当店の審査で判明。萎凋香緑茶にさえみどりを採用しています。
この希少なさえみどりの「萎凋香緑茶」をベースに、高級深蒸し茶のさえみどりを配合。美しい綺麗なグリーン色で、花の香りと緑茶の優しい旨味を楽しめる「知覧 烏龍緑茶」を開発致しました。
他では味わえない特別な味わいの緑茶です。
家庭に急須のない方でも手軽に飲めるようにティーバッグにしました。
ティーパックタイプなので、急須がなくても飲めます。大変珍しいので、ギフトにもおすすめです。空間が広くお茶が抽出しやすい、テトラタイプのティーバッグを採用。
250ml~500mlのお湯に1袋使用ください。お湯の温度は、80℃だとマイルドに出ます。リラックスしたいときは、低めの温度で。90℃以上で香りが強く、シャキッとしたいときにおすすめ。
※お湯の温度や量を変えると味わいと香りも変化します。気分に合わせて変えてみて下さい。
当店限定販売!!
3.8g×12袋が2個セット(合計24P)で 1296円 送料無料
楽天またはヤフーショッピングでもご購入いただけます。
———————————————————————
萎凋香緑茶についての参考資料:https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/files/vt_tea_export_technology_2.pdf