6月18日掲載の熊日すぱいすに当店新茶ソフトが掲載!
普通煎茶、浅蒸し茶
6月18日付発行の熊日すぱいすのスイーツコーナーで当店の新茶ソフトが掲載されました。50円引き券もついていますので、まだ食べたことはない方は是非お試しください。
北海道産の最高級クリームとお茶屋さんならではの特上知覧新茶を使用しました。
お茶の香りと上品な甘さが特徴です。
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人気の深蒸し茶 開発秘話
当店のソフトを一口食べられた方の多くが、思わず「美味しい」とつぶやかれるのを耳にします。
なんとも嬉しいことです。
それもそのはず。当店の目玉とすべく、何度もメーカーさんに訪れ、試食を繰り返し出来上がった味わいなんです。
普通のお茶屋さんは、抹茶を入れて抹茶ソフトを作るところ(簡単にできるから)。しかし、そこをお茶屋なのだから、自社のお茶の葉を使って美味しいソフトを作りたいというのが譲れないこだわりでした。
ソフトクリームのメーカーに相談し、メーカーさんに試作品の開発を協力してもらい、やっとのことで完成しました。メーカーさんに足を運ぶたびに、おなか一杯にソフトクリームを食べ続けた記憶が蘇ります。
①北海道産クリーム
クリームは値段が安いのから、高いものまでいろいろ試しました。わかったことは、脂肪分の少ないライトなクリームは、後味があっさりとするだけでなく、お茶の香りを引き立てるのには最も良いということでした。個人的には気に入ったのですが、あっさり系よりも濃厚なコクがあったほうが万人受けするという判断で断念しました。釜炒り茶をブレンドした茶葉で作ったら、絶妙に美味しかったです。
安いクリームも試しました。一番安いのは、昔からある懐かしい味のクリーム。しかしこちらは、バニラ香が強すぎてお茶との相性は論外でした。
やはり行きついたのは、最高級クリーム。お茶の香りも引き立ち、甘さとコクがちょうど整った印象。北海道産のものが一番相性が良かったです。別の高級クリームは、全然合いませんでした。
②お茶の調合、割合
そして、お茶の調合。どんなお茶がソフトクリームに適しているか?いろいろ試しました。釜炒り茶をブレンドしたお茶、ふつうのお茶、高級の深蒸し茶。それぞれ特徴がありました。
釜炒り茶は、香ばしさと苦み、高級な茶葉はマイルドで大人しい印象。そこで、マイルドな茶葉を粉末加工するときに加熱し香ばしさを引き出す手法を考えました。
もう一つ重要だったことが、お茶とクリームの割合。お茶屋としては、お茶をたくさん入れて特徴ある濃厚なソフトクリームを作りたい気持ちがあったのですが、お子様からご高齢の方まで幅広く食べていただくために、お茶の量を抑えて食べやすく仕上げました。お茶のさわやかな香りとほんのりとした苦みがソフトクリームの甘みとコクがマッチするように調整してあります。
③オリジナルソフトクリームの開発の際、メーカーさんは相性が最も重要で、原料(お茶やクリーム)の値段、品質はあまり関係ないとのことでした。しかしながら、結局、北海道産最高級クリームと(お茶屋だから用意できる)特上知覧茶を使用した贅沢なソフトクリームが完成しました。
これだけの原料を使用しているので、通常なら高価格で販売するべき品と思われますが、当店は観光地や繁華街にあるわけでもなく、地元のお客様が対象で気軽にたべられるようにお値段はお求め安く設定してあります。
まだ食べてない方は、ぜひ一度お試しください。