2020年10月15日宇城市不知火町より、美味しい不知火みかんが入荷しました。
「肥のあけぼの」という熊本県で交配された代表品種で、最高品質と評されています。
当店に納品するみかん生産者の方は、肥のあけぼのを「温州みかんの4番バッター」とおっしゃいます。
9月に収穫する「肥のあかり」や「日南の姫」などの超極早生みかんもありますが、この「肥のあけぼの」品種がやはり熊本みかんの本命と言えるでしょう。
このみかんが並び始めると、本格的なみかんの季節の到来。毎年10月中旬ごろから販売開始され、当店では、11月下旬頃に完売します。みかん通の方は、粒の小さいSSサイズを好まれる方も多くいらっしゃいます。サイズが小さいものは、より甘みや味も凝縮されていて濃厚な味を楽しめます。
毎年甘くて大人気のみかんですが、
生産者の方の話では、今年は、肥料を工夫することで酸味を抑えたみかんになっているそうです。
早速、ちぎりたてのみかんを試食してみました。
なるほど!例年のこの時期よりも酸っぱさがなく、甘みが全面に出る感じです。甘みと酸味のバランスが良く、今年はかなり美味しい。
個人的な感想ですが、ここ数年で一番美味しいのではないかと思います。
青みが残っているみかんも、十分に甘く、今すぐに食べても美味しいです。これからもっと美味しさが増していくので、今年のみかんは、期待大ですね。
生産者の方は、自分も健康で農薬の被害に遭わないよう、最小限の散布にとどめ、みかんの木の土壌に除草剤を使用しないなどのこだわりがあります。
農家さんは、食べる方(消費者)よりもまず自分達の方が多く農薬に晒されるので、食の安全と自身の健康のためにも、農薬の散布は最小限にしているそうです。みかんの収穫は、毎日毎日結構な重労働なので、健康でないとできません。
除草剤は、土壌、微生物の環境に影響するため、散布しません。たいへんな作業ですが、こまめに草を刈ったりして果樹園を管理しています。
塩田にがりを使用したり、ミネラル補給のため、地元の海水をかけてみたり、今年は、肥料を変えるなど、いつも何かに挑戦し、工夫を凝らしている熱心な農家さん。直接的に関係はないですが、料理好き、研究熱心、知識も幅広い方です。
みかんは、いつも美味しいと評判になっています。
みかんは、粒の大きいもの、小さいもの、傷が少なく、綺麗なもの、大きな傷があるものなど・・・人の顔がそれぞれ違うように、様々な状態のみかんが採れます。
みかんの大きさ、形、状態を選化し袋詰されます。そのため、日によって入荷するみかんの価格や粒の大きさがまちまちです。相場や売れ行きなどを考慮して、生産者の方が自分で価格を決めて来られます。
初回は、2Lサイズくらいのものが多い印象でした。
不知火みかん ワンネット380円(税抜)
不知火みかん ワンネット500円(税抜)
不知火みかん 1袋 180円(税抜)
とても美味しいので、是非食べてみてください。
関連記事:みかんの価格の違いについて