黒豆茶は無農薬?残留農薬は大丈夫?北海道産「光黒」300項目の検査結果を公開

「この黒豆茶は無農薬ですか?」

「残留農薬の検査はしていますか?」

黒豆茶について、このようなお問い合わせをいただくことがあります。

毎日飲むお茶だからこそ、原料に農薬が残っていないか気になるのは当然のことだと思います。

そこで今回は、山麓園の黒豆茶に使用している北海道産黒大豆「光黒」について実際に行われた残留農薬検査の証明書を公開します。

先に結論からお伝えすると、

令和6年産 北海道産「光黒大豆」について300項目の残留農薬検査が行われ、検査対象300項目すべて「不検出」でした。

ただし、「残留農薬が不検出」と「無農薬で栽培された」は同じ意味ではありません。

この違いも含めて、実際の検査証を見ながら詳しく説明します。


まず結論:無農薬なの?

山麓園の黒豆茶は、「農薬不使用」として販売している商品ではありません。

ここは誤解のないよう、はっきりお伝えしておきます。

一方で、黒豆茶に使用している北海道産「光黒大豆」について第三者検査機関による残留農薬検査が行われています。

その結果、

検査対象300項目すべて「不検出」

でした。

つまり、

「栽培時に農薬を一切使用していない」と証明するものではありませんが、実際に収穫された黒大豆を検査したところ、検査対象となった300種類の農薬は検出されなかった

ということです。

山麓園では「無農薬だから安心です」と説明するよりも、実際の原料を検査した結果をそのままご覧いただく方が分かりやすいと考えています。


実際の残留農薬検査証です

こちらが実際の食品検査結果書です。

検査証には、

  • 試験品名称:令和6年産 北海道産 光黒大豆
  • 試験品採取年月日:令和6年12月7日
  • 受入年月日:令和6年12月23日
  • 検査期日:令和6年12月23日~12月26日
  • 検査方法:ガスクロマトグラフ質量分析法

と記載されています。

また、検査には「大豆」の残留基準が適用されています。

販売店が独自に「大丈夫だと思います」と判断したものではなく、第三者の食品検査機関で実際の北海道産光黒大豆を検査した結果です。


検査したのは300項目

検査結果書は全部で9ページあります。

検査項目には、

殺虫剤、殺菌剤、除草剤など、さまざまな農薬成分が含まれています。

そして検査表の1番から300番まで、試験結果欄には**「不検出」**と記載されています。

一部の項目だけを選んで「不検出だった」という検査ではありません。

300項目について一斉に確認した結果です。

現在のページでは以前、主要な農薬だけを抜き出した例示表を掲載していました。

しかし、実際の検査証がある以上、私たちはこちらを見ていただく方が信頼していただけると考えました。

そのため、今回から検査結果書を全ページ公開します。


「不検出」とはゼロという意味?

ここもよく誤解されるところです。

検査結果書には、

「試験結果において『不検出』とは、協会下限値未満であることを意味します」

と記載されています。

つまり、「地球上に1分子も存在しない」という意味でのゼロを証明しているわけではありません。

検査機器には測定できる限界があります。

その測定下限よりも少なく、検出できなかったものを「不検出」としています。

これは残留農薬検査では一般的な考え方です。

大切なのは、

今回検査した300項目について、測定可能な下限値以上の残留が確認されなかった

という点です。


「無農薬」と「残留農薬不検出」は違います

この二つは似ているようで、意味が違います。

無農薬・農薬不使用

栽培期間中に農薬を使用したかどうかという、栽培方法の話です。

残留農薬不検出

収穫された農産物を実際に分析し、対象となった農薬成分が検査下限以上に残っていたかどうかという、検査結果の話です。

したがって、

「残留農薬が不検出だった」

からといって、

「農薬を一度も使っていない」

とは言えません。

反対に、栽培中に適正に農薬が使われた農産物であっても、収穫物を検査した結果、残留農薬が不検出ということはあります。

山麓園の黒豆茶についてお問い合わせいただいた場合は、

「農薬不使用の商品として販売しているものではありませんが、使用原料の北海道産光黒大豆について残留農薬300項目の検査が行われ、すべて不検出となっています」

とご案内しています。

「無農薬」と「有機栽培」の違いについて詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

有機栽培は無農薬ではない?意外と知らない無農薬と有機栽培の違い


農薬を使った農産物は危険なの?

「農薬」という言葉そのものに不安を感じる方もいるかもしれません。

しかし、農薬を使ったことと、危険な量が食品に残っていることは同じではありません。

食品には農薬ごと、食品ごとに残留基準が定められています。

農家では、収穫時にその基準を超えないよう、使用できる農薬、使用量、使用時期、使用回数などのルールに従って栽培します。

そのため、本当に確認したいのは、

「農薬を使ったかどうか」だけではなく、「食べる状態の農産物にどの程度残っているのか」

という点でもあります。

今回公開している検査証は、まさに実際の北海道産光黒大豆を分析して確認した結果です。


「サヤに入っているから大丈夫」だけでは判断しません

黒豆は、畑ではサヤ(莢)の中で育ちます。

そのため、葉物野菜などとは農薬の付着の仕方も異なります。

しかし、

「サヤに守られているから絶対に農薬は残らない」

とまでは言えません。

栽培方法や使用する農薬、使用時期などによって条件は変わるからです。

だからこそ、山麓園では構造だけを理由に「安全」と説明するのではなく、実際の原料について行われた検査結果を確認することを重視しています。

推測よりも検査結果。

この方が、お客様にも分かりやすいのではないかと考えています。


検査結果書を全9ページ公開します

以下が、令和6年産 北海道産光黒大豆の残留農薬検査結果書です。

1ページ目:検査概要

2ページ目

3ページ目

4ページ目

5ページ目

6ページ目

7ページ目

8ページ目

9ページ目

300番まで検査項目が並び、試験結果はいずれも「不検出」となっています。

なお、この検査証は令和6年産の北海道産光黒大豆について行われた検査結果です。

農産物ですので、年産やロットが変われば、まったく同じ検査結果になることを保証するものではありません。

だからこそ、「黒豆だから絶対大丈夫」といった抽象的な説明ではなく、確認できる検査結果を公開していきたいと考えています。


よくある質問

Q. 山麓園の黒豆茶は無農薬ですか?

「農薬不使用」として販売している商品ではありません。

一方、使用している北海道産光黒大豆について、令和6年産原料では300項目の残留農薬検査が行われ、対象300項目すべて「不検出」でした。


Q. 残留農薬検査はしていますか?

はい。

今回公開しているのは、山麓園の黒豆茶に使用する令和6年産 北海道産光黒大豆の実際の食品検査結果書です。

300項目について検査結果を確認できます。


Q. 300項目すべて不検出なのですか?

はい。

検査結果書では1番から300番まで検査項目が掲載され、試験結果欄はいずれも「不検出」となっています。


Q. 不検出なら農薬は完全にゼロですか?

「完全なゼロ」を意味するものではありません。

検査機関の説明では、「不検出」は協会下限値未満を意味します。

つまり、検査で測定できる下限以上の量は確認されなかった、という結果です。


Q. 検査したのは黒豆茶ですか?

検査証の試験品名称は、

「令和6年産 北海道産 光黒大豆」

です。

つまり、ティーバッグへ加工した後の商品ではなく、黒豆茶に使用する原料の黒大豆について行われた残留農薬検査です。

この点も誤解のないよう、検査証をそのまま公開しています。


Q. 黒豆は遺伝子組換えではありませんか?

山麓園の黒豆茶には北海道産黒大豆を使用しています。

遺伝子組換えについては別の記事で詳しく解説しています。

黒豆茶は遺伝子組換え?北海道産黒大豆と国産大豆について解説


Q. 黒豆茶の表面に油のようなものが浮きますが、農薬ではありませんか?

黒豆茶の表面に見える薄い油分は、黒豆にもともと含まれている脂質に由来するものです。

残留農薬とは別のものです。

詳しくはこちらをご覧ください。

黒豆茶に油が浮いている?原因と安心ポイントを解説


Q. 黒豆茶が白く濁ることがあります。大丈夫ですか?

黒豆を粉砕した際の細かな成分などによって、抽出したお茶が少し濁って見えることがあります。

詳しくはこちらの記事で紹介しています。

黒豆茶の色や濁りは大丈夫?よくある質問に回答


検査結果を公開する理由

残留農薬について説明するとき、

「国産だから安心です」

「北海道産だから大丈夫です」

と言うだけなら簡単です。

しかし、お客様が知りたいのは、

「実際の原料を調べた結果はどうだったの?」

ということではないでしょうか。

今回の検査結果では、

令和6年産 北海道産光黒大豆について、300項目すべて不検出。

これが確認できています。

山麓園では、お客様から実際にいただく疑問について、できる限り一次資料や具体的な情報を公開しながらお答えしていきたいと考えています。


黒豆茶についてもっと知りたい方へ

黒豆茶については、残留農薬以外にも実際のお客様から多くのご質問をいただいています。

黒豆茶は遺伝子組換え?北海道産黒大豆について解説

黒豆茶は本当に体にいい?2,821件の購入者レビューと研究から分析

黒豆茶はむくみにいい?購入者レビューから分析

黒豆茶は更年期世代になぜ選ばれる?購入者レビューから分析

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黒豆茶を飲み続けた結果は?2,821件の口コミから分かったこと


まとめ:北海道産光黒大豆300項目の検査結果は「不検出」

最後にまとめます。

山麓園の黒豆茶は、「農薬不使用」として販売している商品ではありません。

しかし、黒豆茶に使用する令和6年産の北海道産光黒大豆について、第三者検査機関による残留農薬検査が行われています。

その結果、

検査対象300項目すべて「不検出」

でした。

そして、その結果を今回、全9ページそのまま公開しました。

「無農薬です」とイメージだけで説明するのではなく、実際にどのような原料を使い、どのような検査結果だったのかを見て判断していただく。

山麓園では、その方が誠実だと考えています。

当店の黒豆茶は、北海道産黒豆「光黒」を100%使用し、自社で香ばしく焙煎したノンカフェインの黒豆茶です。

山麓園の黒豆茶を詳しく解説!ぜひご覧ください。

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