熊本県の銘菓で阿蘇の麓にある大津町で作られます。阿蘇の観光土産としても有名です。姉妹品として「阿蘇の白雪」という品もあります。
熊本県の小学4年生の教科書にも載っており、お年寄りから小学生にも人気のお菓子です。
銅銭を束ねたような棒状の形から、銅銭糖と名付けられています。砂糖や餅粉などでつくられる落雁の中にこし餡が入っていて、柔らかくて口に入れると、サラサラと溶けていく感じがたまりません。甘さも丁度よく、お茶によく合うお菓子です。
㈲綿屋製菓 銅銭糖 10個入り 300円(税別)
近年、ほうじ茶スイーツがとても流行っています。ほうじ茶の香ばしい香りは、スイーツと相性が良く、和菓子だけでなく、チョコレートやアイスクリームなどにも非常に合います。
そこで、当店の熊本産一番茶を自家焙煎したほうじ茶を粉末にし、ほうじ茶銅銭糖を特別に作っていただきました。
左:ほうじ茶の茶葉の写真 右:茶葉を挽いた粉末
とにかく香りがすごい!封を切って袋を開ける前から、ほうじ茶の香ばしい香りがしてきます。この香りはリラックス効果もあるそうで、焙じ茶ならではの癒される香りが食べていてもしてきます。
銅銭糖のあんこの甘みとほうじ茶の香味が調和し、絶妙に美味しいです。これまでになかった、新しい味ですね。
これまで、毎年4月~5月に新茶銅銭糖を発売してきました。摘みたての特上知覧新茶を贅沢に使用した逸品で非常に人気を頂いています。今回は、地元熊本産の茶葉で、上質な一番茶を石臼で粉末にし仕上げてもらいました。玉緑茶とは、通称ぐり茶と言われ、茶葉が曲がった形をしており、熊本県や佐賀(嬉野)などの特産品として知られています。お茶の爽やかさと程よい渋みが特長です。
そして、玉緑茶の中でも4月~5月に摘む一番茶は、苦みが少なくうま味があるので、お茶の主張が強すぎず銅銭糖との相性もバッチリです。やさしい味わいで、お茶のほんのりとした苦みが、逆に甘さを控えめにしてくれます。
某雑誌から熊本のお土産コーナーに掲載したいということで、取材依頼がきました。この秋、10月に発売予定で県内のコンビニや本屋さんで購入できます。実は、取材依頼があったことで、今回「ほうじ茶銅銭糖」を企画し、新発売となりました。古くから知られる熊本伝統銘菓である銅銭糖に熊本産の茶葉を使用した新しい2種類の銅銭糖は、お土産としても最適です。当店限定販売となります。
美味しさだけでなく、希少価値もあり、手土産や差し入れにすればきっと喜ばれると思います。今後、楽天やヤフーショッピングでも、お茶と銅銭糖のコラボで敬老の日ギフトセット販売を予定しています。
是非、一度ご賞味ください。